これらを習慣戦略ポジショニング図で整理しよう。
タテ軸は習慣が顕在化しているか・潜在的か、ヨコ軸は時々の習慣か・頻繁にやる習慣か。貴社の商品が今はどのポジションで、どこに移行させたいか。それを考えて適切な打ち手を選ぼう。
新奇な商品やサービスは「カリスマ」→「洗脳」→「中毒」が定石。「カンタン」と「希望」、「カンタン」と「脅し」はセットで打たれるケースが多い。「ついで」は顕在かつ頻繁習慣作りに、「言葉遊び」はすべての戦略で用いられる。
だが、多くの人は『7つの習慣』を丹念に読んでも、「習慣は大切だ」と思うことだけが習慣になる。習慣戦略で最も有効なのは、論より証拠、現物の「お試し」である。そこにどう誘うかに知恵を絞りたい。
そこで大事なのは「楽しく参加させる」こと。cherryさん作の“猫の恵方巻”と“猫のロールケーキ”を見てほしい。「恵方巻ペットコンテスト」や「ウチの猫自慢 ロールケーキ大会」を開いてはどうか。売る前に楽しくさせる――これが習慣作りの最大の戦略である。
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