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日経平均 | 9648.98円 | △70.67円 |
売買高 | 17億0199万株 | − |
売買代金 | 1兆0609億1300万円 | − |
値上がり銘柄 | 1020銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 501銘柄 | − |
騰落レシオ | 106.96% | △1.76% |
昨日の大幅下落の反動や米国株高を受けて盛り上がりに欠けるが堅調な展開
米国株が堅調となったことや昨日の大幅安の反動、加えて為替も落ち着いていたことなどから買い先行となりました。ただ、寄り付きの買いが一巡となった後は上値の重い展開となりました。ただ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が株数は売り越しながら金額は買い越しと伝えられて昨日大きく押していたハイテク値がさ銘柄の一角が堅調となるなど買い直されて全面高、指数は大幅高となりました。
後場も堅調な地合いが続きましたが、節目とみ見られる9700円水準を抜けて積極的に買い上がるだけの材料もなく、いつものことではあるのですが指数に方向感はみられず小動きとなりました。昨日の反動ということや米国株高に反応して高くなったということで、総じて堅調なのですが物色対象が絞り切れず、市場のリード役が見当たらないという感じでした。結局最後は手仕舞い売りもみられ、堅調ながらも上げ幅縮小となりました。
小型銘柄は主力銘柄が堅調となるなかでまちまちとなりました。物色対象も絞り切れず値動きの良い銘柄に飛び乗るような動きが多く、指数も方向感はみられず、東証マザーズ指数とジャスダックTOP20、二部株指数は堅調となったのですが、日経ジャスダック平均は軟調となりました。先物は朝方は持高調整のまとまった売り買いもみられましたが、午後になるとまとまった売り買いはほとんどみられず、引けを意識した時間帯に手仕舞いの売り買いはみられたものの指数を大きく動かすようなこともありませんでした。
とりあえず米国株高などに反応して堅調となりましたが、手掛かり難の中で目先の値動きばかりを追うような動きが多いような気がします。下がったから買われ、買われて株価が上がるとさらに買われるというような感じです。売り急ぐ動きもなく、信用収縮のような売りもみられず、売り一巡感もあって底堅い堅調な展開が続くのではないかと思います。まずは9500円〜600円水準での上値の重さではなく、底堅さを確認する動きになるのかどうかが注目されます。
雲の上限まで上昇となりましたが、上値を押さえられました。遅行線は日々線を抜けてきたので、底堅い展開は期待できます。ただ、RSIは方向感はなく、ストキャスティックスは高値圏にあり、雲の上限に絡みながら上値の重い展開は続きそうです。雲の下限や基準線のサポートを確認する場面もまだみられるのではないかと思います。
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