ドイツで見本市「テンデンス」が開催、8月26日から(2/2 ページ)

» 2011年06月28日 16時04分 公開
[本間美紀,エキサイトイズム]
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 テンデンスは新業態開発、情報発信にも積極的で、目玉イベントは「パーソナルショッパー」。毎年1人、デザイナーが選出され、会場内から自分の目とテーマで商品をセレクト。

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 自身が会場構成した空間に展示して、新しいショップやディスプレイのビジネスヒントを得てもらおうという企画だ。昨年はオーストリアのユリア・ランドシエル氏が、シンプルシックと、モダンウォームに空間を分けた展示を行った。

 また未発掘のデザインを発表する「タレンツ」。創業間もない、新しいデザインビジネスを集めた「ネクスト」など、ほかにはないプロダクトやビジネスアイデアに出会う場所も用意されている。いわゆる世界的なデザイナーというより、若手や専門分野で活躍する新顔を発掘できる。ちなみにこの企画は2011年6月に東京で開催された「インテリア ライフスタイル」でも実施された。

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 インテリアショップやデザインショップ、編集型の売り場など、暮らしのためのお店が多様化する中、同じような商品が並んで、日本のショップ店頭もある意味、飽和状態といえる。ここではほかにはない商品を見つけるチャンスがある。今年からは、もっともトレンドを象徴するプロダクトに「ホームトレンドアワード」が与えられる。ガーデンやテキスタイル、バスルームグッズ、家具と4分野が対象だ。

 また2010年はテンデンス期間中に、フランクフルト市内の工芸美術館と連動し、見本市と美術館でディーター・ラムス氏の展覧会を同時開催するなど、地域と一体になってデザインプロダクトの街をアピールした。

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 8月末のドイツは気候も涼しく、心地よい季節。出張には最適なシーズンといえる。日本にも事務所があるので詳細なパンフレットや入場券などは事前に入手できる。

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お問い合わせ:

メサゴ・メッセフランクフルト株式会社

インテリア関連見本市チーム tel.03-3262-8443


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