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» 2011年06月23日 13時45分 UPDATE

東北を応援――内閣府、楽天市場、小田急百貨店が「復興アクション」物産展

新宿のデパートで6月23日から、楽天市場で人気の東北のグルメ商品を集めた物産展がスタートした。実はこれ、内閣府が行うキャンペーンの一環として行われているものだ。

[Business Media 誠]
ay_fukkou1.jpg 楽天市場 東北グルメ応援市

 6月23日、小田急百貨店新宿店で、物産展「楽天市場 東北グルメ応援市」が始まった。岩手県の義援金付き地ビールやロールケーキ、宮城県のたらこや仙台牛の押し寿司、福島県のカレイ干物や食べるラー油、山形県のさくらんぼ、秋田県の横手焼きそばなど、東北エリア23店舗のグルメ商品が販売される。出店しているのはいずれも、楽天市場のランキング上位に入っている東北六県の店舗ばかりだ。物産展を開くことでインターネットユーザー以外にも東北の魅力をアピールするのが狙いで、楽天は売り上げの1%を義援金として寄付する。

 この物産展、実は内閣府主導で4月28日から始まった「復興アクション」キャンペーン(参照リンク)の一環として行われているものだ。同キャンペーンに賛同しているのは、現在220団体。食品だけでなく、船舶、鉄道、ガスなどさまざまな団体、企業が参加しているが、とくに日本百貨店協会は4月28日のキックオフイベントから参加するなど、積極的に参加していた。

 東日本大震災以降、日本の消費者には外食や自宅外のレジャーを控えるなどの自粛意識がある(参照記事)。徐々に買い控えや過度な自粛ムードは減少傾向にあるとはいえ、通常通りの生活を送ることが被災地の支援につながる、という目的意識が、復興アクションキャンペーンの根本にはある。具体的には、(1)買いだめを控える、(2)過度な自粛はやめる、(3)節電を心がける をスローガンに、応援ツイートをつぶやいたり、応援バナーを印刷して貼ったりして、「今できることを無理せずやろう」ということをアピールする。

ay_fukkou2.jpg 復興アクションキャンペーン

 震災から3カ月、復興アクションキャンペーンが始まって2カ月が経つ。被災地の状況や消費者意識は時が経つにつれて変化しており、キャンペーンにも新しい企画が必要になってきている。小田急百貨店での物産展は、キャンペーンの新しい取り組みということで企画されたものだが、このほかにも、以下の各企業による復興支援キャンペーンが、6月から新たに行われている。

企業・店舗名 期間 キャンペーン内容
モンテローザ 6月10日〜8月31日 白木屋や魚民、笑笑などの系列居酒屋で、宮城名物の油麩丼や宮城県の地酒・一之倉など東北の名物を期間限定で提供。
アコーディア・ゴルフ 6月1日〜7月31日 系列のゴルフ場および練習場で、募金に協力するとゴルフ旅行が当たるスピードくじが引ける。
てもみん 6月1日〜7月31日 利用ポイントを通常の2倍に。利用ポイントに応じて、東北温泉旅行や東北みちのくギフトが当たる。
JTB 6月18日、6月25日、7月2日発 会津喜多方の蔵めぐりを行う、一泊二日のバスツアー。参加者には復興アクションロゴ入りうちわを配布、旅行代金の3%を日本赤十字社へ寄付。

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