どうする? 夏のボーナスの使い途(2/4 ページ)

» 2011年06月18日 16時19分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]

 健康ブームやエコ志向もあって、近年、自転車が見直されている。一部の企業では、自転車通勤を認めるところもでてきた。ロードレーサーなどの本格的な高級自転車も人気だが、誠Styleで注目したいのは折りたたみができる小径車。

 近所をサイクリングできるだけでなく、コンパクトに折りたたんで輪行袋に収納すれば、電車やバスなどの公共交通機関にも持ち込める。旅行先でも行動範囲が大きく広がるだろう。

英国王室も評価。造園設計士が生み出した「The Brompton」

 Brompton(ブロンプトン)は、造園設計士だった英国人アンドリュー・リッチーさんが生み出した折りたたみ小径車。1975年、街で見かけた折りたたみ自転車に興味を抱き、「自分だったらもっとすばらしい、みんなが楽しんでくれるものが作れる」と思い立ったのがきっかけとなり、自宅アパートで開発を始めた。1995年には、英国王室から「QUEENS AWARD」を獲得。2009年には、フィリップ殿下から「The Prince Philip Designers Prize」も与えられた。

 日本国内で販売されているモデルは、「ひ」の字型ハンドルの「M3L」「M6L」と、バーハンドルの「S2L」「S6L」。型番にある数字は、変速ギアの数を表している。

 M3Lは、クロモリとスチール製のフレームに16インチアルミリムを組み合わせ、重量は11.5キロ。折りたたみ時のサイズは59×58×27センチ(横×高さ×厚さ)で、ボディカラーにグリーン、ブラック、レッドの3色を用意する。価格は14万7000円。

ボーナス Brompton M3L(出典:ミズタニ自転車)

「BD-1」はアルミモノコックで独自の折りたたみ機構が人気

 ブロンプトンと並んで高い人気を誇るのは、ドイツ生まれのBD-1。プロダクトデザイナーのマーカス・リーズさんとハイコ・ミューラーさんが1995年に創業したr&m(リーズ&ミューラー)の製品だ。

 一般的な折りたたみ自転車のようにメインフレームを二つ折りにしない独自の折りたたみ機構を備え、剛性と耐久性を高めているのが特徴。また、モノコックなアルミ製フレームにサスペンションを備えている。タイヤ径は18インチ。

 日本国内で販売されているモデルは、9段ギアを備えた上級モデル「Speed」、8段ギアの標準モデル「Standard」、女性や初心者向けの「Comfort」、16インチタイヤで一回り小さい「Frog」の4種類。

 Standardの折りたたみ時のサイズは77×65×37センチで、重さは11キロ。ボディカラーはブラック、シルバー、ホワイト、オレンジ、ライトグリーンのほか、限定色のスコッチブライト、グラファイトを展開する。価格は14万2800円。

ボーナス BD-1 Standard(出典:ミズタニ自転車)

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