ガツガツしません。“恋敵に勝つ”ことが、目的じゃないので既婚男性が、今から婚活するとしたら(1/5 ページ)

» 2011年06月16日 08時00分 公開
[中山順司,Business Media 誠]

著者紹介:中山順司(なかやま・じゅんじ)

 シックス・アパート株式会社/スキナヒト製作所 所長。1971年生まれ。Covenant College(米国)卒業後、携帯電話キャリアでマーケティングと営業に携わり、2000年にネット業界に転身。旅行予約サイト(現楽天トラベル)で観光旅行コンテンツビジネスを立ち上げ、その後始めた個人ブログがキッカケで、ブログソフトウェアベンダーのシックス・アパートに(現職)。2010年12月、フツーの男女のフツーの出会いをプロデュースすることに特化した、世界一マジメな恋愛インキュベーション・プロジェクト「スキナヒト製作所(β)」を設立。

 →誠ブログ:20年前の留学を、淡々と振り返る記録

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 50代の既婚男性が、20代に若返ってもう1度婚活できるとしたら、どんな行動に出るのか? という企画で始まったこの取材。早くも最終回の5回目を迎えました。

 ラストを飾るのは、鈴木薫さん。本名と写真掲載を快諾いただいた、唯一の方となります。どんな豪快な人物なのだろうと、おっかなびっくり取材先である鈴木さんの勤務先へと向かいました。

鈴木薫さん

52歳

職業:富士急行株式会社勤務(管理職)

結婚歴:24年

家族構成:奥様との2人家族


お見合いも手段としてアリ

鈴木薫さん

中山:本日はよろしくお願いいたします。実は、鈴木さんは、今回の取材で唯一本名でのご登場になります。プライベートなお話をうかがう企画なので、匿名前提で取材をと考えていたのですが、本名&写真掲載OKとのことで、ちょっと意外でした。

鈴木:そうでしたか。私はぜんぜん気にならないです(笑)。

中山:ご本名での取材にはなりますが、どうかストレートに本音をお聞かせください。

鈴木:承知しました。

中山:では、ご家族構成とお仕事を教えてください。

鈴木:妻との2人暮らしを24年続けています。子供はおりません。勤務先は、富士急ハイランドでお馴染みの富士急行です。

中山:ではさっそく本題に。鈴木さんが20代の独身に若返ったとして、どうやって異性の友達をつくっていきますか?

鈴木:真っ先に思いつくのは合コンとか、飲み会ですが、それだけだと月並みかなと。なので、ちょっと違った角度から行動してみます。

中山:例えば?

鈴木:僕は飲み食いも好きですけれど、それ以上にアウトドア派でして、バーベキューや遊園地なんていいと思います。男女のグループで出かけて、ワイワイやりたいですね。そういった中で出会いがあればいいかな。

中山:そういえば、鈴木さんはご勤務先は、絶叫系コースターやギネス記録で有名な富士急ハイランドでしたね。

鈴木:ええ、デートついでに職場紹介もできますよ(笑)。まあそれは冗談として、大勢で遊ぶ以外にお見合いも手段としてアリだと思います。

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