レッドブルレーシング仕様のメタルウオッチ「EDIFICE」(2/2 ページ)

» 2011年06月16日 21時33分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]
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EDIFICE 再会に笑顔がこぼれる両者

 イベント前日、フォーミュラ・ニッポンを予選13位からの大逆転で初優勝したこともあり、上機嫌でトークショウに参加した中嶋さん。同じくトークショウに登場したレッドブルショーランチームのリーダー、トニーさんは、中嶋さんの父である中嶋悟さんのチームにエンジニアとして所属していたことがあり、期せずして子どものころ以来の再会となった。

 中嶋さんは、F1に参戦した2年間を「作戦がピタッとはまったレースができなかった」と振り返る。また、腕時計に触れながら「調子の良いときは、自分の走行タイムがコンマ1秒、2秒の精度で感覚的に分かる。F1の世界は、1/1000秒単位で戦っているので、万が一、1秒も遅かったら大事件。土下座しなきゃならない」と語った。

EDIFICE チャリティオークションの様子

 トークショウの後には、会場にいた小さな子ども限定となったがRB7のコックピットでの記念撮影も行われた。ほとんどの子どもがシートに座ってきょとんとしていたが、なかにはステアリングに付いているボタンが気に入ってしまい、なかなか出てこない未来のF1ドライバーも。

 さらにはレッドブルからのチャリティオークションも実施され、2010年シーズン最終戦となったアブダビグランプリでベッテルが着用したアンダーウエアが出品された。つまり、ベッテルが初めての世界王者を決めたレースウィークで着用した1品(どのセッションで着たのかは不明)だ。

 8000円からスタートしたオークションは、2万円、3万円とまたたくまに5万円まで高騰。あまりの勢いに主催者側からストップがかかり、最後はじゃんけん勝負でベッテルファンの女性が落札した。売上は、東日本大震災の復興活動を支援するSAVE JAPANに寄付された。

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