広告だけじゃない! オフィス向けやソーシャル連携も――デジタルサイネージアワード 2011(3/3 ページ)

» 2011年06月16日 12時00分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]
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ソーシャルメディアと連携するデジタルサイネージが評価

 ブロンズ賞はNTTアイティの「アンドロイドサイネージ」、インセクト・マイクロエージェンシーの「『TIP.X TOKYO』におけるデジタルサイネージ空間設計」、博報堂の「Million Play Hanabi」、クロスオーシャンメディアの「みんなでつくる時報」、富士フイルムイメージテックの「Twitter連携 リアルタイム災害情報サイネージ」の5作品。また、立教大学の「デジタルサイネージアート『縦シネマ×身体×日本語』」が学生代表として特別賞を受賞した。

NTTアイティ「アンドロイドサイネージ」。GALAXY TabとFM600をデジタルサイネージとして利用するための「ひかりサイネージLiteアプリ」で、発売1カ月で出荷数は800を超えた
インセクト・マイクロエージェンシー「『TIP.X TOKYO』におけるデジタルサイネージ空間設計」。フィットネスクラブ内にデジタルサイネージを導入した事例。震災の影響で4月のオープンが一時延期になりそうだったという
博報堂「Million Play Hanabi」。2010年8月末、六本木ヒルズの壁面でTwitterアイコンやその場に来た人たちの顔写真をデジタル花火として打ち上げた
クロスオーシャンメディア「みんなでつくる時報」。一般からの写真投稿などをもとに制作した時報を放映。双方向な掲示板としての利用を促進させた
富士フイルムイメージテック「Twitter連携 リアルタイム災害情報サイネージ」。Twitterのツイートをデジタルサイネージに表示するシステムを使って、災害情報と公共情報の表示を行えるようにした。「震災でサイネージコンテンツが足りなくなる中、ネット上のコンテンツをひたすら出し続ける仕組みは画期的だった」という投票コメントがあった
特別賞の立教大学「デジタルサイネージアート『縦シネマ×身体×日本語』」。65インチの縦置きサイネージディスプレイを3つ並べて、地下のギャラリーを異空間に作り替えた

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