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日経平均 | 9521.94円 | ▼40.11円 |
売買高 | 15億1219万株 | − |
売買代金 | 1兆0558億7600万円 | − |
値上がり銘柄 | 544銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 956銘柄 | − |
騰落レシオ | 82.62% | ▼0.95% |
米国株は堅調だが円高を嫌気して売りが先行、週末の手仕舞いの売り買いで方向感に乏しい展開
米国株が堅調となったのですが、上値が重かったことや円高となったことなどが嫌気されて売り先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)も小幅買い越しと伝えられたのですが、特に材料視されることもなく、朝方発表されたCPI(消費者物価指数)も2年4カ月ぶりに前年同月比プラスとなったのですが、特殊要因があったことや事前に予想されていたことからこれも材料視されず、週末の手仕舞い売りや買い戻しが中心で方向感に乏しい展開となりました。
後場は底堅さを確認して買い戻しを急ぐ場面もありましたが、買い戻しも続かず堅調とはなったものの方向感に乏しい展開となりました。売り買いの決定的な材料にも乏しく、テーマを追って買い上がるということもなく、目先筋の売り買いが中心、持高調整の売り買いが中心となっていた感じです。大震災からの復興需要に期待したいところなのでしょうが、原子力発電所問題をめぐる政府の混迷を見ていると復興どころではないということなのかもしれません。先を見るよりも目先の値動きが大事というような展開で指数に方向感はみられませんでした。
小型銘柄も材料に反応しているというよりは目先の需給に振らされている面が強く、週末の手仕舞い売りが出ているものが安く、これまで買われていなかったものが高いという感じでした。東証マザーズ指数やジャスダックTOP20は堅調、日経ジャスダック平均は小幅高となりました。先物は相変わらずまとまった売り買いは少なく、指数に方向感は見られず、散発的にまとまった売り買いが出て指数が動かされることはあるのですが、方向感を出すようなことはありませんでした。
相変らず方向感に乏しい展開となっています。大震災からの復興需要に期待する動きなどが出てきても良いのですが相変らずテーマなども長続きせず目先の動きに終始している感じです。ただ、9500円水準での底堅さが確認されたようでもあり、復興需要や節電需要に関わる銘柄が入れ替わり立ち替わり物色されて、徐々にこなれ、復興の見通しが見られるとまたさらにテーマを見つけては物色するということになるのではないかと思います。それまでは9000円台後半でのもみ合いが続くのかもしれません。
雲のなかで小動きとなりました。雲の上限で上値を押さえられた格好ですが小さい雲であり、ストキャスティックスも底値圏からの反発、RSIは下げ足りないものの上昇となっており、遅行線が日々線に上値を押さえられながらも、日々線は雲のねじれまでには上に抜けて、雲のサポートを確認しながら戻りを試すことになるのでしょう。
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