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» 2011年05月24日 16時08分 UPDATE

清水洋介の「日々是相場」夕刊:冴えない展開だが、昨日の大幅下落もあって底堅い展開 (1/2)

[清水洋介,Business Media 誠]

市況概況

日経平均 9477.17円 △16.54円
売買高 16億5332万株
売買代金 1兆1453億7700万円
値上がり銘柄 847銘柄
値下がり銘柄 646銘柄
騰落レシオ 83.03% ▼1.36%

日経平均

欧米株安や世界的な景気鈍化懸念から冴えない展開だが、昨日の大幅下落もあって底堅い展開

 欧米の株式市場が欧州金融不安や世界的な景気鈍化懸念から大きく売られたこともあり、売り先行となりました。ただ、昨日の大幅下落ですでに欧米株安は織り込んでいたことや為替が比較的落ち着いていること、また、外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が買い越しと伝えられたこともあり、底堅い展開となりました。寄り付きの売りが一巡となったあとはハイテク銘柄の一角や機械株の一角など昨日まで大きく売られた銘柄に手仕舞いの買い戻しも交えて買いが入り堅調となる場面もありました。

 後場に入ると手掛かり難のなか方向感に乏しい展開となりました。為替も大きな動きはなく、特に手掛かりとなるような材料もなく、昨日に引き続き代替エネルギー関連銘柄などを物色する動きも見られたのですが、相場全体を押し上げるようなこともなく、売られ過ぎた銘柄は底堅く堅調となるのですが、積極的に買い上がるだけの材料もなく、売られ過ぎの修正と言う感じで指数は小動きとなりました。

 小型銘柄にも堅調なものは見られたのですが、太陽光発電関連等が個別に買われるだけで相場全体をみると冴えない雰囲気でした。東証マザーズ指数は大幅高となりましたが、日経ジャスダック平均、ジャスダックTOP20は軟調となりました。先物もまとまった売り買いはほとんど見られず、指数を動かすような場面もほとんどなく、目先筋の小掬い商いが中心となっていたものと思われます。大きく方向感を見て売り買いする向きも少なく、目先の値動きに右往左往するという展開でした。

 節目と見られる9500円水準の回復はなりませんでしたが、9500円を割り込んで売り急ぐ動きはなくむしろ9400円が近付くと買い戻しを急ぐ動きも見られるようです。まだ9500円水準が底値になるのか上値になるのかを見極めるところなのでしょうが、9500円を割り込んだところでの底堅さを確認していると言うことではないかと思われます。底堅さが確認されたところで買い戻しを急ぐ動きが見られるのかどうかが注目されます。9500円水準から底堅さが見られるのか、上値の重さが見られるか明日の動きも注目されます。

テクニカル分析

日経平均

 底堅さは見られたのですが昨日の下落の割には戻りも鈍くなっています。遅行線が基準線を意識して下げ渋ったという感じですが日々線は雲に上値を押さえられて戻りが鈍くなっているのでしょう。ストキャスティックスは底値圏にあるのですが、RSIはまだ下値余地があり下落が続いており、まだ下値を確認するような冴えない展開が続きそうです。

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