20代に戻ったら? 女性のココを見ますね既婚男性が、今から婚活するとしたら(3/5 ページ)

» 2011年05月20日 08時00分 公開
[中山順司,Business Media 誠]

“もったいない精神”のバロメーター

食事は“もったいない精神”のバロメーター(写真と本文は関係ありません

中山:リアルなネットワークをベースに、異性との出会いを広げていくわけですね。じゃあ、実際に会ってみて、どうやって人柄を判断して見極めていきますか? 婚歴28年の酸いも甘いも知った経験をもとに、お聞かせください。

近藤:うーん、ルックスの好みは別にして、人柄で外せないのが、「自分の意見を持っているかどうか」かな。そういう意味では、僕と意見が合わなくてもいいし、無理して男に合わせる必要もない。嫌なことは嫌とはっきり主張してほしい。でないと互いにストレスがたまって、いいことはない。「私はこういった理由でこう考える」と言える女性かどうかは、長く付き合えるかの判断要素になります。

中山:なるほど。思っていることを言わずに貯めこまれても、それはそれで困ってしまいますね。

近藤:そう。なんの解決にもならないです。自由かつ対等に話し合える間柄は大切ですね。

中山:他に、女性のどんな部分を見ますか?

近藤:個人的なこだわりですが、“食べ残しをしない”です。

中山:食べ残し……ですか。それはどうしてですか?

近藤:僕は、女性とのデートでは男が費用を持つべきだと思っています。今はワリカンの風潮もあるとは思いますけどね。ただ、男に費用を持たせておいて、食事を簡単に残してしまうような人は、ちょっと失礼がすぎると思うんですよね。

中山:なるほど。

近藤:理由は2つあって、相手に費用を持たせておいて、カンタンに食事を残すのはマナー違反であるのが1点。それと、食べられない量を注文するのは、自分の胃袋の管理もできない杜撰(ずさん)な人なんだな、という印象を受けるのがもう1点です。

中山:カツカレーを頼んでおいて、「ダイエット中だから」とカツを残すのは……。

近藤:それは論外。おごってもらっているからといって食べ物を粗末にするような女性は、きっと結婚後も旦那さんの稼ぎをいい加減に扱ったり、浪費するんじゃないかなって連想が、働いてしまうんです。モノを大切にする"もったいない精神"のバロメーターは、食べ物に現れると個人的に信じています。まあ、これは食べ物を粗末に扱わないようしつけられてきた影響が大きいのかも、ですが。

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