「博多 一風堂」のラーメンは、どのようにして生まれたのかまとめ読み!誠 PDF

» 2011年05月16日 14時40分 公開
[Business Media 誠]

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 以下「ラーメン界をリードしてきた男は何を作ってきたのか? 「博多 一風堂」河原成美物語」(2009年8月21日)の冒頭部分を再掲します。「まとめ読み!誠 PDF」をダウンロードすると、河原成美氏の記事をまとめて読むことができます。

最後の晩餐

「力の源カンパニー」代表取締役の河原成美さん

 「最後の晩餐ですか? マスメディア的には『もちろんラーメンです』って答えるべきところなのでしょうが、でもね……正直言えば、ラーメンは食べません」

 しかしラーメンを生業にしているのに、一体なぜ?

 「若いころ、坊さんか仙人になりたかったんです。地位も名誉もつまらん。それと同じように、僕は食べることにも執着しません。最後の晩餐はまさに人生最後の選択なのでこだわりますよ。でも淡々と死を迎えたい。常に『カッコよく』ありたいんです」

 そう言って、イタズラっぽく微笑む。では結局、何を食べるのだろうか?

 「ご飯、味噌汁、目刺し、サラダ、野菜ジュースですね」

 こう語るのは、四半世紀の長きにわたって日本のラーメン業界をリードしてきた株式会社 力の源カンパニー代表取締役の河原成美さん(56歳)だ。

 人気ラーメン店「博多 一風堂」(以下、一風堂)を国内外に約40店舗展開するほか、「五行」を初めとするさまざまな業態の店舗展開をも成功させ、まさに東奔西走の日々を送っている。商品開発のときには1日に10〜15杯のラーメンを食べ、この取材の前日も5杯食べたという河原さん。こうしたプロフェッショナルな表の顔とは裏腹に、プライベートは静かで、飄々(ひょうひょう)とした時間を過ごす人なのかもしれない。

 「物事への執着を捨てて、精神の輝きを得るのが僕の美学です」と微笑む。その表情はテレビ番組などで垣間見る、厨房での鬼気迫る形相からはほど遠い。きっと、これまでの人生には計り知れないご苦労もあったことだろう。そこで本連載では「人間・河原成美」の想いや心の軌跡を中心に、3回にわたってお届けしたいと思う。(続きは「まとめ読み!誠 PDF」で)。

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