信用収縮の動きが強まり、商品相場の下落もあって軟調清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年05月16日 08時30分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 9500円台半ばが下値目処となりそうです。その水準を割り込むと9400円台半ばまで下落となると思います。上値は9600円台半ばから後半と見られ、その水準を抜けると9700円台半ばから後半まで上昇となるのでしょう。

本日の注目点

◇4月の企業物価指数(日銀、8:50)

◇3月の機械受注統計(内閣府、8:50)

◇4月の中古車販売(11:00、自販連)

◇3月と10年度の産業機械と環境装置の受注額(11:00、日本産業機械工業会)

◇4月の消費動向調査(内閣府、14:00)

◇3月期本決算:マルハニチロ(1334)、三菱電(6503)、三菱UFJ(8306)

◇ユーロ圏財務相会合

◇5月のニューヨーク連銀景気指数

◇5月の全米住宅建設業協会(NAHB)住宅市場指数

◇3月の対米証券投資

◇バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長講演

◇海外2−4月期決算:JCペニー、ロウズ

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  1510万株

買い  1170万株

(金額ベースも売り越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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