中国の金融引き締め懸念や芳しくない決算発表を受けて大幅安清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年05月12日 08時39分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 9800円台前半で下げ渋るのかどうかが注目されます。あっさりと9700円台後半の節目で寄り付くと9800円台前半が上値目処となりそうです。9700円台後半の水準を割り込んでも9700円台半ばでは下げ止まると思います。上値は9800円台前半を上回ると9800円台後半まで上昇となるのでしょう。

本日の注目点

◇3月の国際収支(財務省、8:50)

◇4月の貸出・資金吸収動向(日銀、8:50)

◇4月のマネーストック(日銀、8:50)

◇10年物国債〔5月債〕入札(10:30)

◇4月の景気ウオッチャー調査(内閣府、15:00)

◇3月の工作機械受注実績(速報値)(日本工作機械工業会、15:00)

◇3月期本決算:長谷工(1808)、日清粉G(2002)、キッコマン(2801)、JT(2914)、三越伊勢丹(3099)、王子紙(3861)、電通(4324)、アステラス(4503)、第一三共(4568)、大塚HD(4578)、フジHD(4676)、コニカミノル(4902)、JX(5020)、板硝子(5202)、三菱マ(5711)、住友鉱(5713)、千代建(6366)、エルピーダ(6665)、GSユアサ(6674)、日産自(7201)、ニコン(7731)、H2Oリテイ(8242)、新生銀(8303)、あおぞら銀(8304)、アコム(8572)、東急不(8815)、住友不(8830)、近鉄(9041)、TBSHD(9401)、日テレ(9404)、コナミ(9766)、ヤマダ電(9831)

◇1−3月期決算:ヤマハ発(7272)

◇バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長議会証言

◇米30年物国債入札

◇4月の米卸売物価指数(PPI)

◇4月の米小売売上高

◇3月の米企業在庫

◇米新規失業保険申請件数(週間)

◇3月のインド鉱工業生産指数

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  1900万株

買い  1390万株

(金額ベースも売り越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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