コラム
» 2011年05月12日 08時00分 UPDATE

相場英雄の時事日想・震災ルポ(4):奇妙な鉄の棒の正体は? 被災地で見たもの (1/4)

筆者の相場英雄氏は、宮城県の北東部に位置する雄勝地域に足を踏み入れた。大津波が押し寄せた町はどのような姿に変わり果てたのか。震災ルポの最終回をお送りする。

[相場英雄,Business Media 誠]

 石巻市街から雄勝に向かった筆者は、震災、特に巨大津波が残した生々しく、残酷な傷跡をつぶさに見た。だが、雄勝地域では、傷跡どころではなく、津波の暴力とでも言うべきすさまじい破壊力を見せつけられた。大自然の脅威におびえつつ、雄勝町の中心部から、水浜地区までたどり着いた。

yd_ojika.jpg Aが宮城県雄勝町付近(出典:Google マップ)

津波の暴力

 大川小学校近くの集落から、筆者は釜谷トンネルを抜け、一路雄勝町へ急いだ。峠道は所々で陥没し、地割れが目立った。自衛隊や地元業者が懸命の復旧作業の真っ最中だった。

 峠道が下りに差し掛かると、筆者はまた息をのんだ。雄勝町の中心部が見え始めたからだ。自衛隊の車両、宮城県警のパトカーが頻繁に行き交う中心部で、筆者は路肩にクルマを停め、周囲を見回した。

yd_aiba1.jpgyd_aiba2.jpg

yd_aiba3.jpgyd_aiba4.jpg 雄勝町の中心部

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