中国の貿易統計の拡大で世界的な景気拡大期待が強まり堅調清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年05月11日 08時34分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 シカゴ市場(CME)の終値(9905円)である、9900円台前半が上値目処となりそうです。その水準を抜けると9900円台後半まで上昇となるのでしょう。下値は9800円代前半と見られ、その水準を割り込んでも9800円を割り込む水準では底堅さも見られるものと思います。

本日の注目点

◇4月の外貨準備高(財務省、8:50)

◇3カ月物国庫短期証券〔192回債〕入札(10:20)

◇3月の景気動向指数速報値(内閣府、14:00)

◇4月の携帯電話各社の契約件数

◇3月期決算:国際石開帝石(1605)、大成建(1801)、日清食HD(2897)、旭化成(3407)、三菱紙(3864)、住友化(4005)、東ソー(4042)、三井化学(4183)、三菱ケミHD(4188)、宇部興(4208)、武田(4502)、テルモ(4543)、DIC(4631)、太平洋セメ(5233)、フジクラ(5803)、クボタ(6326)、ダイキン(6367)、日立(6501)、パイオニア(6773)、日立造(7004)、いすゞ(7202)、トヨタ(7203)、東京精(7729)、オリンパス(7733)、シチズンHD(7762)、アイフル(8515)、大京(8840)、スカパーJ(9412)、セコム(9735)

◇1−3月期決算:サッポロHD(2501)、トレンド(4704)、旭硝子(5201)

◇4月の米財政収支

◇3月の米貿易収支

◇米10年物国債入札

◇4月の中国消費者物価指数(CPI)

◇4月の中国卸売物価指数

◇4月の中国工業生産

◇4月の中国小売売上高

◇1−4月の中国固定資産投資

◇海外2−4月期決算:シスコシステムズ

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  1580万株

買い  2010万株

(金額ベースも買い越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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