雇用などへの不安、信用収縮の動きもあって大幅安清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年05月06日 08時42分 公開
[清水洋介,Business Media 誠]
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テクニカルポイント

 シカゴ市場(CME)の終値(9765円)である9700円台後半が下値の目処となりそうです。その水準で下げ止まらないと9600円台後半まで下落となるのでしょう。上値は9900円台後半が節目となっているのですが、安く寄り付くようであれば9900円前後、あるいはもっと安く寄り付けば9800円台半ばが目処となりそうです。

本日の注目点

◇5月の日銀当座預金増減要因見込み(8:50)

◇4月のマネタリーベース(日銀、8:50)

◇3月期本決算:野村不HD(3231)、OLC(4661)、IHI(7013)、伊藤忠(8001)、丸紅(8002)、三井物(8031)

◇1−3月期決算:キリンHD(2503)、昭和シェル(5002)

◇イエレンFRB副議長講演

◇ブラード・セントルイス連銀総裁講演

◇4月の米雇用統計

◇3月の米消費者信用残高

◇豪が四半期金融政策報告書

◇海外1−3月期決算:RBS

外国人売買動向(外資系9社ベース)

売り  2660万株

買い  4150万株

(金額ベースは買い越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券、リテラ・クレア証券で相場情報などに携わってきた。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。
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