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» 2011年05月02日 16時49分 UPDATE

清水洋介の「日々是相場」朝刊:日経平均1万円台回復 (1/2)

[清水洋介,Business Media 誠]
日経平均 10,004.20 円 △154.46 円
売買高 18億3403万株
売買代金 1兆2301億6800万円
値上り銘柄数 1365銘柄
値下り銘柄数 225銘柄
騰落レシオ(25日) 95.01% △4.11%

ヘッジ売りの買い戻しや持ち高調整の買いが入り大幅高、日経平均1万円台回復

 日本市場が連休中の米国株が堅調となったことや3連休前のヘッジ売りの買い戻しもあり、また外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が買い越しと伝えられたこともあって買い先行となりました。ただ、円高に振れたことや連休の谷間ということから寄り付きのヘッジ売りの買い戻しなどが一巡となると上値の重い展開となり、指数は小動きとなりました。

 昼の時間帯に国際テロ組織アルカイダの首謀者が殺害されたとのニュースが流れるとさらに買い戻しを急ぐ動きもあって、後場に入ると一段高となり、心理的な節目である日経平均の1万円を超えての始まりとなりました。ただ、1万円を超えたことで達成感もあり、米国の主要な経済指標の発表を控えた3連休ということもあり、手仕舞い売りも嵩み、大幅高ながらもの伸び悩み、1万円を割り込んでの推移となりました。

 主力銘柄は先物主導という面もあり、小型銘柄は堅調ながらも上値の重いものが目立ちました。買い戻しを急ぐ動きが少ない分、主力銘柄ほどの買いが入らなかったものと思われます。東証マザーズ指数は大幅高となりましたが、日経ジャスダック平均やジャスダックTOP20は堅調ながらも上値が重くなりました。先物はまとまった売り買いは少なかったのですが、寄り付きと昼の時間帯にはまとまった買いが見られ、指数を押し上げる要因となりました。

 連休の谷間にも関わらず大幅高となりました。ただ、物色対象を絞って買い上がるような動きもなく、あくまでも買い戻しも含めた持高調整の買いが主体となっているのではないかと思います。為替も円高懸念は一旦薄れたものの、日本市場が連休となる間には米国の主要経済指標の発表もあり、また、例年5月に急落となることも多く、物色の方向性が定まってからでも遅くはないような気がします。

テクニカル分析

日経平均

 もみ合いを上に放れた感はあります。ただ、RSIは上値余地もあるのですが、ストキャスティックスは高値圏にあり、大震災時の大きな陰線の上限に差し掛かり、ここから上値が重くなる可能性もあります。1万円台を固める動きになるか、達成感が出るかが注目されます。

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