トレンドに敏感、かっこいい……スマートフォンを使う人のイメージは

» 2011年04月26日 16時00分 公開
[Business Media 誠]

 一般の携帯電話とは異なった機能や操作感を持つスマートフォン。その普及は携帯電話の利用方法にどのような影響を与えているのだろうか。

 NHN Japanの調査によると、20〜30代のスマートフォンユーザーと非スマートフォンユーザーに利用方法を尋ねたところ、非スマートフォンユーザーでは「メール」「通話」の割合が高かったのに対して、スマートフォンユーザーでは「調べ物(Web検索を利用)」「アプリをダウンロード」「動画鑑賞」「ゲーム」の割合が高くなっていた。

 スマートフォンではアプリを利用する人が多いようだが、「よくダウンロードするアプリ」を聞くと、「カジュアルゲーム、RPGなどのゲーム系アプリ」(44.8%)と「新聞、ニュースサイトなどのニュース系アプリ」(42.8%)が上位。以下、「メール・文書管理などのビジネス系アプリ」が38.8%、「Facebook、TwitterなどのSNSアプリ」が37.8%で続いた。

 男女別に見ると、男性ではビジネス系アプリの割合が高く、女性ではゲーム系アプリの割合が高くなっており、NHN Japanでは「男性は『ツール』として、女性は『ライフスタイルの一部』という、スマートフォンの位置付けの違いが読み取れる」とコメントしている。

スマートフォンでよくダウンロードするアプリ(出典:NHN Japan)

スマートフォン非保有者、「スマートフォンユーザーはミーハー」

 「スマートフォンを使いこなしている人のイメージ」を尋ねると、トップは「トレンドに敏感」で29.5%。以下、「かっこいい」が12.4%、「知的」「ミーハー」がそれぞれ11.6%、「仕事ができそう」が9.4%で続いた。

 スマートフォン保有者・非保有者別に見ると、保有者では「かっこいい」「知的」の割合が比較的高かったのに対して、非保有者では「ミーハー」が15.5%と保有者の7.8%を大きく上回っていた。

 インターネットによる調査で、対象は20〜30代の社会人男女800人(スマートフォン保有者400人、スマートフォン非保有者400人)。調査期間は4月7日と8日。

スマートフォンを使いこなしている人のイメージ(出典:NHN Japan)

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