東京ディズニーリゾートのZED、公演再開

» 2011年04月23日 11時00分 公開
[Business Media 誠]

 4月15日から運営を再開した東京ディズニーランド。当初は18時までの短縮営業だったが4月23日からは22時までの通常営業に近い形に戻るという。依然としてパーク内設備は節電運営となるが、徐々に「夢の国」も再スタートし、多くの来場者に安らぎを与えているようだ。

 5月14日までは、来場者1人当たり300円を復興支援のための義援金として日本赤十字社に寄付したり、チャリティリストバンドを販売し、売上の全額を寄付したりしている。

 一方、休園中だった東京ディズニーシーも4月28日から営業再開の予定だ。東京ディズニーシー10周年イベント「Be Magical」の開始は延期されたままだが、新ナイトタイムスペクタキュラー「ファンタズミック!」や新キャラクターグリーティング施設「ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル」は同日から始まる。

シルク・ドゥ・ソレイユ出演者も再来日

 さらに、シルク・ドゥ・ソレイユの「ZED(ゼッド)」も4月23日から上演を再開する。本来であれば、3月7日から1週間だけの休演だったのだが東日本大震災に遭遇。世界22カ国から集まった約70人の出演アーティストらは母国に帰国していた。

 今回、シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京の建物や舞台設備などの安全確認と点検作業が終わり、計画停電の原則廃止など電力の安定的な供給が見えてきたことで、出演メンバーが再来日した。

 ZEDを鑑賞した後に、東京ディズニーランドか東京ディズニーシーのどちらかを22時まで楽しめる「“ゼッド+ディズニーパーク”プラン」も4月29日〜6月27日の期間中の対象公演に限って実施が決定。これはZEDの鑑賞券+1000円の特別チケットだ。

ZEDZED Photo:Red Dog Studio Costume:Renee April (c)Cirque du Soleil Inc.

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