ビー・エム・ダブリューは4月20日、MINIのオプション装備内容の一部改訂を発表した。また、「MINI Clubman」に2種類のデザインオプションパッケージを導入した。
2011年3月以降に生産するMINI Cooper Clubman(AT仕様)ではサンルーフが標準装備になる。これにより、価格が10万円上昇し302万9000円となった。同時に、エコカー減税対象モデルにもなり、約8万7000円の減税控除が受けられる。
MINI ONEやMINI Cooperには新色「ベルベッドシルバー」を追加する。また、MINI ONE(ハッチバック仕様)やMINI Cooper(ハッチバック仕様)で、MINI Cooper S専用色だった「レーザーブルー」を選択可能となった。
このほか、MINI ONEのオプション装備に17インチのインフィニティストリームスポークを追加するほか、全モデルでステアリング操作に連動してヘッドライトの向きが変わる「アダプティブヘッドライト」が選択できる。
MINI Clubmanには、Wembley(ウェンブリー)とBrick Lane(ブリックレーン)という2種類のオプションパッケージを用意した。それぞれのコンセプトに応じたボンネットストライプやサイドストライプが装備される。
Wembleyは、ペッパーホワイトのボディカラーを基調にするオプション装備。ネーミングは、サッカーのウェンブリースタジアムがあるロンドン北西部の町ウェンブリーに由来しており、「スポーティなライフスタイルをイメージした」という。
価格は、MINI Cooper Clubman向けが13万円、MINI Cooper S Clubman向けが8万円。
一方、Brick Laneはボディカラーにホットチョコレートを採用。“レンガ通り”という名前が示すように、レンガが多く作られていたロンドン東部エリアの名称に由来する。現在では、古い工場や倉庫の跡地が若手アーティストや気鋭デザイナーの活動拠点となっており、同社では「シックで落ち着いたスタイルと、アクティブなライフスタイルを表現した」としている。
価格は、MINI Cooper Clubman向けが16万円、MINI Cooper S Clubman向けが11万円。
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