面白いと思った特集や連載を、まとめて読みたいと思ったことはありませんか? 「まとめ読み!誠 PDF」は、注目を集めた特集や連載を、まとめて読めるPDFファイルに再編集。1度ダウンロードすれば、気になる記事をいつでも読むことができます。
以下「その報道は誰のため? 被災した子どもにマイクを向けるな」(2011年3月21日)の冒頭部分を再掲します。「まとめ読み!誠 PDF」をダウンロードすると、相場英雄氏の震災記事をまとめて読むことができます。
東北・関東一帯を襲った東日本大震災から10日間が過ぎようとしている。この間、テレビ・新聞の主要メディアが異例の特報態勢で臨んだのはご存じの通り。この過程では、傍若無人な振る舞いで猛烈な批判を浴びた取材陣がいた一方、被災者から感謝された向きも多数存在した。嫌悪と感謝の分かれ目は何か? 答えは非常にシンプル。取材スタンスや記事が被災者のためになるか否かという一点なのだ。
「今のお気持ちは?」――。
大津波の被害から免れた直後の被災者、あるいは避難所で過ごす人たちに、無数のマイクが向けられた。多くの読者がこうしたシーンを1日に何度もテレビで見せつけられたのではないか。中には、子供たちにマイクを向けたリポーターや記者もいた。
大災害に接した被災者はこうした取材攻勢にストレスを溜め込んでいるはず(関連記事)。子供たちが心に負ったダメージは計り知れない。読者の多くが既にご存じのため詳細には触れないが、ご家族を亡くした被災者に密着し、映像を流し続けた民放まで存在した。
当然、TwitterのTL上や他のネットメディアでこうした報道姿勢に批判が集まった。
なぜ批判されたのか。(続きは「まとめ読み!誠 PDF」で)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PRアクセスランキング