この春に就職した新入社員で、「海外で働いてみたい」と考えている人はどのくらいいるのだろうか。「海外勤務のチャンスがあれば、応じたい」と答えた新入社員は54.3%と半数を超えていることが、日本生産性本部の調査で明らかになった。男女別でみると、女性(57.9%)が男性(52.8%)を上回り、従業員別では299人以下(60.3%)の企業が300人以上(53.3%)の企業を上回った。
また1つの会社に、最低でもどのくらい勤めるべきだと思いますか? という質問に対し「4〜5年」(28.7%)と「6年以上」(26.3%)と答えた人がそれぞれ過去最高に。さらに「自分には仕事を通じてかなえたい夢がある」と答えた男性は73.4%と過去最高となった。
マニュアルに書かれていないことが起きたとき、新入社員はどのように対応するのだろうか。「できるだけ自分で工夫してみる」(37.3%)と答えた人は5年連続で上昇し、過去最高に。また有益な情報を入手した際に「周りの上司、先輩に対して積極的に情報を提供する」(76.0%)と答えた人も過去最高となった。
インターネットによる調査で、2011年春に就職した新入社員2185人が回答した。
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