転職をしたい人と年収の関係

» 2011年04月14日 12時46分 公開
[Business Media 誠]

 仕事内容に対し、自分の給与は多いと思っている人はどのくらいいるのだろうか。20〜40代のビジネスパーソンに聞いたところ「妥当である」(48.3%)と「少ない(少なめを含む)」(42.3%)は4割を超えたが、「多い(多めを含む)」(9.8%)は1割にも達していないことが、朝日大学マーケティング研究所の調査で分かった。

仕事内容と給与の関係(出典:朝日大学マーケティング研究所)

 また「今後、自分の給与はあまり増えないと思う」と答えた人は58.9%。男女とも40代で多いほか、現在の仕事にやる気がない人ほど給与は伸びないと感じているようだ。

年収が低い人ほど転職を考えている

 あなたは転職を考えていますか? この質問に対し「転職したい」と答えた人は16.9%、「将来的には転職もありうる」とした人は41.3%だった。

 男女・年代別にみると、年齢が高い層ほど転職経験が豊富。また転職経験がある人ほど、転職したいと考えているようだ。

 年収800万円以上の人で転職を考えている人は6.1%だったが、年収300万円未満では23.2%。さらに自分の給与はあまり増えないと思っている人ほど、転職意向が強いという結果に。

今後の転職意向(年収別、出典:朝日大学マーケティング研究所)

 インターネットによる調査で、20〜40代のビジネスパーソン480人が回答した。調査期間は3月22日から23日まで。

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