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» 2011年04月07日 08時00分 UPDATE

コンテナ建築を被災地に届けるプロジェクトが始動

東日本大震災にともない、仮設住宅の建設が早急に求められるなか、建築家の吉村靖孝氏を代表とした「エクスコンテナ・プロジェクト」が始動した。

[加藤孝司,エキサイトイズム]
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※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。


 東日本大震災にともない、仮設住宅の建設が早急に求められるなか、建築家の吉村靖孝氏を代表とした「エクスコンテナ・プロジェクト」が始動した。エクスコンテナ・プロジェクトは海運用のコンテナと同規格のボックスを使用してつくられた建築物「エクスコンテナ」を、被災地に送るプロジェクト。早速、専用サイトもオープンしている。

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 建築家吉村靖孝氏の機動的なコンテナ規格を使用したプロジェクトには、海運コンテナをフォーマットに流用したコテージ型の客室による宿泊施設、「横浜ベイサイド・マリーナ・ホテル」がある。今回のプロジェクトは、その実績を生かして、被災地支援に立ち上がったものだ。

エキサイトイズム 横浜ベイサイド・マリーナ・ホテル

 海運用コンテナはそのままでは国内において建築物として使用することはできない。そこで法規に適合させるかたちでコンテナ規格のフレームを再設計し、低価格で短工期に建設することができる構造物とした。ほとんどの工程を海外の工場で行い、既存のコンテナのフォーマットに準拠することで、コンテナ便に直積みすることが可能。郵送にかかるコストも軽減することができる。内外装も工場で仕上げているため、現地での作業工程もスムーズ、被災地での速やかな設営が可能であることもコンテナ建築のメリットに上げられる。

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 被災地では仮設住宅としてだけでなく、通常の住宅よりも安価につくることができるコンテナ建築のメリットを生かし、仮設住宅から常設住宅への転用の可能性も視野にいれた。復興における新生活に向けた新築の住宅建設の需要にも応え、恒久的な生活再建に寄与することも可能だ。ホテル建築の実績でもあきらかなように、吉村氏のコンテナ建築のゆとりあるインテリア空間での生活は、被災者の心のケアにもつながるだろう。

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 建設には一口千円からの寄付金を広く一般から募る。専用のサイトで寄付の詳細を見ることができる。計画では被災地に応急仮設住宅、被災者のための再建仮設住宅および、カフェやショップなどの機能をもったコミュニティ施設を、50棟程度目標として準備を進めている。

 募金口座は以下のとおり。

三菱東京UFJ銀行 四谷支店

口座名:エクスコンテナ基金 代表 吉村靖孝

口座番号:普通 0099295


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