東日本大震災発生後、一部の原子力発電所や火力発電所が停止していることから、関東地方や東北地方では計画停電が行われている。電力供給が不足していることから節電が呼びかけられているが、どのくらいの人が実際に行っているのだろうか。
アイシェアの調査によると、「3月14日の計画停電以降、節電をしていますか?」と尋ねると、「している」は73.2%。計画停電地域に住んでいる人(回答者の25.0%)では91.5%が節電していたが、計画停電地域に住んでいない人(回答者の75.0%)でも67.2%が節電していた。
節電している割合は男性(68.1%)より女性(78.7%)の方が高く、年代が上になるほど高くなっていた(20代59.0%、30代70.6%、40代76.8%)。
節電している人に「具体的にどのような節電を行っていますか?」と聞くと、最も多かったのは「照明をこまめに消す」で80.8%。以下、「暖房をなるべく使用しない」が68.2%、「厚着をする」が54.0%、「不要な電化製品のコンセントを抜く」が47.5%、「電化製品をなるべく使用しない」が45.5%で続いた。計画停電以降の節電実施率は女性の方が高かったが、節電内容でもすべての項目で男性の割合を上回っていた。
インターネットによる調査で、対象は20〜40代の男女1697人(男性51.3%、女性48.7%)。調査期間は3月29日と30日。
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