こうした情報をドライバーに伝えるのが、フロントスクリーンに備わるヘッドアアップディスプレイ。3D表示機能を実装するこのディスプレイでは、ガラス越しの視界とディスプレイ上のインフォメーションとを融合させることで、ドライバーは正面を向いたままカーナビゲーションの行き先表示などの情報や、車両に取り付けられたセンサーが検知した走行上の危険情報などを認識できる。
また、助手席側ダッシュボードに用意されるインフォメーションディスプレイにより、同乗者もコネクテッドドライブの機能を活用すること可能だ。これにはドライバー側への通信機能が用意されており、行き先の変更や周辺施設の案内などといった同乗者によるサポートも極めて簡単に行うことができる。
すでにネットワークを通じた双方向通信機能を備えるクルマも登場し、またスマートフォンなどの普及により誰もが場所を選ぶことなくあらゆる情報の入手、発信が可能となった。ヴィジョン・コネクテッドドライブはそうしたベースのメリットを最大限に活用することで、ネットワークとクルマ、クルマと人、人と人、そしてクルマ同士も含めたコミュニケーションを一体化させより安全で快適、そして効率的な移動の実現を目指した、次世代型モビリティの姿といえるだろう。ロングノーズ&ショートデッキスタイルをベースとした実にエネルギッシュなロードスターという魅力的なデザインも含め、その実現が待ち遠しい1台だ。
Copyright (C) 1997-2014 Excite Japan Co.,Ltd. All Rights Reserved.
Special
PRアクセスランキング