福島第1原発の事故について、政府や当事者などの記者会見についてどう思いますか? 「信頼できる」または「どちらかと言えば信頼できる」と答えたのが最も多かったのは「枝野幸男官房長官」(47%)であることが、アスク・スマートリーの調査で分かった。次いで「原子力安全・保安院」(24%)、「東京電力」(19%)、「海江田万里経済産業省」(17%)という結果に。
一方「信頼できない」「どちらかと言えば信頼できない」と答えたのは「東京電力」(69%)がトップ。以下「原子力安全・保安院」(60%)、「海江田経済産業省」(59%)、「枝野官房長官」(41%)と続いた。「全体的に“信頼できない”と答えた人が多く、事故対応や情報開示に対する不信感の広がりを示した」(アスク・スマートリー)
福島第1原発の状況について、どのくらいの頻度でチェックしていますか? 関東7都県に住んでいる人に聞いたところ「1時間に1回」以上チェックしている人が21%、「2〜3時間に1回」以上が47%。「朝と夜のニュース以上に積極的に状況をチェックしている人が多いことがうかがえた」(アスク・スマートリー)
また原発事故情報については「テレビ」(78%)を挙げる人がトップ。次いで「ニュースサイト」(64%)、「Twitter」(37%)、「携帯サイト」(27%)、「新聞」(26%)と続いた。「原発事故ニュースについて、関東では5人に1人が『1時間に1回以上チェックしている』。自宅ではテレビを見て、職場や外出先ではニュースサイトを見て、逐次状況をチェックしている人が多いようだ」(アスク・スマートリー)
iPhoneアプリを使った調査で、10〜60代の709人が回答した。調査期間は3月25日から26日まで。
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