「バーゼルワールド2011」開幕――627の腕時計ブランドが集結

» 2011年03月24日 17時44分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]

 腕時計と宝飾品の国際見本市「バーゼルワールド2011」が3月24日から始まった。31日まで8日間、スイスのバーゼルで開催される世界最大級のウオッチショーだ。

バーゼル バーゼルワールド2011、ホール2に掲げられた大きな時計(Photo by 山形豪)

 2011年のバーゼルワールドには、627の腕時計ブランド、736の宝飾品ブランド、529の関連商品ブランドが集結。腕時計ブランドだけでブース面積は10万2400平方メートルというから、東京ドームが2つ収まって、さらにお釣りがくる広さだ。日本からもカシオ計算機、セイコーウオッチ、シチズン時計らがブースを構えている。

 やはりスイスブランドの出展が多く、ブースを構える腕時計ブランドの約半数となる307ブランドがさまざまな腕時計を持ち寄る。キラキラと輝く宝石が散りばめられたゴージャスな腕時計から複雑な機構を持つ機械式腕時計までバリエーションは多様で、まさに眼福の至りとはこのことだ。

バーゼル パテック・フィリップ(Patek Philippe)のブースに展示されたムーブメント(Photo by 山形豪)

 2011年のバーゼルワールドでは、ついにスマートフォン向けのガイドアプリケーションも登場(iPhone、iPod touch、iPad、BlackBerry)。インタラクティブな3Dマップやブランド検索、当日の最新ニュースなどが手元で閲覧できる。

 従来の紙のカタログも健在だが、なまじ豪華なハードカバー仕様、電話帳クラスの厚さ、そしてノートPCをはるかに超える重さで、これを持ち歩くのは何かの筋力トレーニングかと思うほど。

バーゼルバーゼル プレスデイ(3月23日)には多くのメディア関係者が訪れる

 今年も誠Styleでは現地より、随時レポートをお送りする。

バーゼル ロレックスブース(Photo by 山形豪)

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