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日経平均 | 9435.01円 | ▼14.46円 |
売買高 | 32億9060万株 | − |
売買代金 | 1兆8667億8200万円 | − |
値上がり銘柄 | 583銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 995銘柄 | − |
騰落レシオ | 86.51% | ▼1.58% |
米国株高や外国人買い期待から買い先行となったものの懸念材料も多く冴えない展開
米国株が堅調、外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が引き続き大幅買い越しと伝えられたことや昨日の引け際の大幅下落の反動から買い先行となりました。それでも、原子力発電所事故に解決が見られないこともあり、寄り付きの買いが一巡となったあと節目と見られる日経平均の9500円を超えたあとは手仕舞い売りや見切売りも嵩んで冴えない展開となりました。原油など商品市況の上昇を好感するような動きも見られ、売り急ぐ動きもなく指数も底堅さは見られるのですが、買戻しを急ぐでもなく冴えない展開が続きました。
後場も外国人買い期待も根強く、堅調な始まりとなったのですが、放射性物質の拡散が懸念されることから、買い急ぐというよりは値動きの悪さを見て見切る動きもあり、前日の終値を挟んで小動きとなりました。売られ過ぎの修正が一巡となったこともあり、復興需要期待はあるもおのの原子力発電所事故が解決しないことには積極的に買い上がれない、そして大震災の影響を計るにも計れないと言うことで冴えない展開が続きました。
小型銘柄も利益確定売りに押されるものが多く、幕間つなぎ銘柄としても「お役御免」となるものが多く、軟調なものが目立ちました。東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均は軟調、ジャスダックTOP20は大幅安となりました。先物は期末を意識したような動きは散見されるもののまとまった売り買いは少なく、指数を大きく動かすような場面はありませんでした。後場に入って仕掛けてきな動きも見られたのですが、追随する動きも限定され、大きな動きにはなりませんでした。
売られ過ぎ修正が一段落となったこともあり、幕間つなぎ的に商品相場が高いことでメリットのある商社株や非鉄株などが買われました。放射能関連にも高いものがありましたが、足元は期末の持高調整が中心となってきそうです。為替への反応も鈍く、米国などでも経済指標よりも目先の雰囲気に流されるようなことが多いような気がします。原発問題が解決し、大震災の影響などが見えて来るまでは期末要因の持高調整や目先のニュースに右往左往することになるのでしょう。
基準線に上値を押さえられるような展開が続いています。RSIやストキャスティックスは底値圏からの上昇が続いて上値余地もあるのですが、上値が重くなっています。火曜日の陽線の中での動きでありこの陽線を上下どちらに抜けるのかが注目されます。上に抜ければ底入れ感が出るのでしょうし、下値を割り込むようであれば、戻りも一服、押し目、目先的な二番底を試す動きとなるのでしょう。
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