原発事故の拡大を嫌気、引き続き地震の影響も懸念されて大幅下落清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年03月16日 09時14分 公開
[清水洋介,リテラ・クレア証券]
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テクニカルポイント

 (先物は配当落ちの関係で日経平均よりも70〜80円程度低い水準となっています)連日の暴落で目処が幅広くなっています。下値目処は心理的な目処として8000円、昨日の安値7800円、そして、8500円〜600円台半ば、上値は9000円前後、9200円前後ということになり、おおまかな目安しか立たなくなっています。

本日の注目点

◇1〜3月期の法人企業景気予測調査(内閣府・財務省、8:50)

◇3カ月物国庫短期証券〔179回債〕入札(10:20)

◇20年物国債〔3月債〕入札(10:30)

◇2月の米住宅着工件数

◇2月の米卸売物価指数(PPI)

◇10〜12月期の米経常収支

◇2月の英失業率

◇2月の欧州新車販売台数

外国人売買動向(外資系10社ベース)

売り  3120万株

買い  5190万株

(金額ベースも買い越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。


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