日本の大地震の影響が懸念されて一時大幅安清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年03月15日 08時52分 公開
[清水洋介,リテラ・クレア証券]
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テクニカルポイント

 (先物は配当落ちの関係で日経平均よりも70〜80円程度低い水準となっています)大暴落となったことで、昨日の安値水準がそのまま節目となりそうです。シカゴ市場(CME)の終値(9375円)水準も含めて、先物で9400円前後で下げ止まるかどうかが注目され、下値目処と見られます。その水準を割り込むようでも一旦は9300円台前半では下げ止まるものと思われます。上値は9400円前後で下げ渋れば、9500円前後までは戻ると思います。

本日の注目点

◇3月の金融経済月報(日銀、14:00)

◇東証2部上場:島根銀行(7150)・・・公開価格560円

◇ジャスダック上場:アイディホーム(3274)・・・公開価格2850円

◇米連邦公開市場委員会(FOMC)結果発表

◇ガイトナー米財務長官が上院銀行委員会で証言

◇3月のニューヨーク連銀景気指数

◇3月の全米住宅建設業協会(NAHB)住宅市場指数

◇2月の米輸出入物価指数

◇1月の対米証券投資

◇3月の欧州経済研究センター(ZEW)の独景気予測指数

◇EU財務相理事会(ブリュッセル)

◇海外10−12月期決算:BMW

外国人売買動向(外資系10社ベース)

売り  3320万株

買い  3530万株

(金額ベースも買い越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。


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