芳しくない経済指標など悪材料が多く大幅下落清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年03月11日 08時39分 公開
[清水洋介,リテラ・クレア証券]
前のページへ 1|2       

テクニカルポイント

 (先物は配当落ちの関係で日経平均よりも70〜80円程度低い水準となっています)日経平均先物ベースではシカゴ市場(CME)の終値(10275円)である10200円台後半から10300円前後が下値目処となり、10300円台後半が上値目処となって来ると思います。10200円台後半を割り込んでも10200円台前半では下げ止まるものと思われ、10300円台後半を抜けると10400円台半ばまで上昇となるのでしょう。

本日の注目点

◇株価指数先物・オプション3月物の特別清算指数(SQ)算出

◇東証1部上場:カルビー(2229)・・・公開価格2100円

◇東証2部上場:AGS(3648)・・・公開価格950円

◇1月期決算:SUMCO(3436)

◇EU緊急首脳会議(ブリュッセル)

◇3月の米消費者態度指数(速報値、ミシガン大学調べ)

◇2月の米小売売上高

◇1月の米企業在庫

◇米アップルが「iPad2」発売(米国以外は25日から)

◇2月の中国消費者物価指数(CPI)/2月の中国工業品出荷価格指数(PPI)

◇1〜2月の中国工業生産高/1〜2月の中国小売売上高/1〜2月の中国都市部固定資産投資

◇1月のインド鉱工業生産

◇マレーシア中銀金融政策委

外国人売買動向(外資系10社ベース)

売り  2080万株

買い  1310万株

(金額ベースも売り越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。


前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.