メルセデス・ベンツ、新型CLSクラスを発表

» 2011年03月02日 08時00分 公開
[日岐まほろ,エキサイトイズム]
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※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。


 メルセデス・ベンツは2月18日、新世代メルセデスのダイナミックなフォルムと新開発高効率エンジンやアイドリングストップ機能を備える新型「CLSクラス」を発表した。

エキサイトイズム CLS63 AMG

 新型CLSクラスは、エクステリアにスーパースポーツモデル「SLS AMG」に通ずるデザインを取り入れたフロントマスクを始めとした力強いディテールを採用。特徴的なヘッドライトは、ウインドスクリーンに備わるカメラが検知した走行情報を基にロービームとハイビームの自動切り替え機能を備えるインテリジェントライトとしては世界初となるフルLEDのヘッドライトだ。同じくLEDを多用したテールライトなども含め、初代より受け継ぐ4シーターの4ドアクーペという優雅のフォルムに、新世代メルセデスらしいダイナミックなディテールを融合させたスタイリングが特徴だ。

エキサイトイズム CLS350 BlueEFFICIENCY

 設定グレードは2タイプ。「CLS350 BlueEFFICIENCY」とハイパフォーマンス仕様の「CLS63 AMG」だ。ともに高出力と優れた環境性能とを両立する新開発の直噴エンジンを搭載、これにECOスタートストップ機能(アイドリングストップ)を備える7速ATを組み合せた新世代パワートレインを採用する。

 CLS350 BlueEFFICIENCYに搭載の3.5リットルV型6気筒直噴ユニットは225キロワット(306馬力)/6500rpm、370ニュートンメートル/3500〜5250rpmの性能を発揮。BlueDIRECTと呼ばれる燃焼最適化技術により出力、トルクともに従来モデルを凌ぐ一方、燃費性能を33%改善し、CO2排出量についても34%の削減を実現した。これにはボディパネルやエンジンなどに積極的にアルミニウムを用いた軽量構造や、電動パワーステアリング新採用などによる効率化も効いている。

 CLS63 AMGは、従来モデルの6.3リットルから排気量を縮小したダウンサイジング仕様の5.5リットルのV型8気筒直噴ツインターボユニットを搭載。386キロワット(525馬力)/5250〜5750rpm、700ニュートンメートル/1700〜5000rpmのスペックはいずれも従来モデルを凌ぐ。燃費性能は従来モデル比30%以上の改善、CO2排出量についても削減されている。

エキサイトイズム CLS63 AMG

 CLS63 AMGは大型のフロントスポイラーや専用LEDドライビングライト、ワイド化されたフロントフェンダー、専用インテリア、専用電子制御スポーツサスペンションなどが備わるほか、トランスミッションはアイドルストップ機能付き7Gトロニックをベースに、よりレーシーな味付けが行われた「AMGスピートシフトMCT」が組み合わされる。またオプションでSLS AMGにも設定されるカーボンセラミックブレーキも用意されるなど、AMGモデルらしい多数の独自装備が特徴だ。

 安全面では11個のエアバッグやABS、ブレーキアシスト、電子制御スタビリティコントロール、アダプティブブレーキ、アテンションアシストなどさまざまな安全装備を全車に標準装備。オプションとして車線逸脱警告機能付きレーンキーピングアシストや、赤外線カメラを用い夜間走行時の視界確保をサポートするナイトビューアシストプラスも用意される。

 価格はCLS350 BlueEFFICIENCYが930万円、CLS63 AMGが1625万円。デリバリー開始時期は6月頃の予定だ。

エキサイトイズム CLS350 BlueEFFICIENCY

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