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日経平均 | 10624.09円 | △97.33円 |
売買高 | 25億0254万株 | − |
売買代金 | 1兆6704億6400万円 | − |
値上がり銘柄 | 1371銘柄 | − |
値下がり銘柄 | 221銘柄 | − |
騰落レシオ | 116.86% | △14.45% |
週末の米国株が堅調、中東騒乱も一段落、売り先行で始まったものの午後から買い直されて堅調
週末の米国市場が堅調、為替も比較的落ち着き、中東の騒乱は続いているものの一段落、原油価格も上げ一服となったのですが、月末の手仕舞い売りも多く、鉱工業生産指数が予想を下回ったこともあり、売り先行となりました。円高気味となったことも嫌気されたものと思われますが、外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が買い越しと伝えられたこともあり、寄付きからの売りが一巡となった後は底堅い展開となりました。ただ、売られすぎの修正から買い戻しは見られるものの、物色対象も広がらず上値も限定的、小動きとなりました。
後場に入ると売り一巡感もあり、指数は切り返し堅調となりました。先週大きく売られていたハイテク銘柄などの一角が値ごろ感からの買いが入って堅調、資源高メリットがありながらも持高調整の売りに押されていた非鉄株や商社株の一角が高く、徐々に物色対象を広げながら売られ過ぎ銘柄を探し、指数を押し上げました。節目と見られる日経平均10500円水準を割り込んだところでの底堅さが見られ、底堅さが見られると買戻しも入ると言うことなのだと思います。先週の売られ過ぎの反動と言う面もありそです。
小型銘柄も売られすぎの反動から堅調となるものが多く、一旦底堅さが見られると買い急ぐ動きもあるようです。東証マザーズ指数とジャスダックTOP20は大幅高、日経ジャスダック平均も堅調となりました。先物は朝方の売り買いのあとはまとまった売り買いはほとんど見られませんでしたが、昼の間の買い決めなどがあったのか、午後になってまとまった買いが断続的に入り指数を押し上げる場面も見られました。ヘッジの買いや買戻しを急ぐ動きがあったものと思います。
先週は原油や非鉄などの資源高に反応する動きはありませんでしたが、本日は持高調整の売り一巡もあって資源株や素材株に高いものも見られました。毎年この時期は3月の決算期をにらんで波乱も多いのではないかと思いますが、今年も景気の回復は続いていると見られます。企業業績の上振れも期待されるなかでは3月期末の決算を気にしながら、どのタイミングかは外部環境や持高調整の売り一巡となるかどうかが決まるのでしょうが、基調は堅調となって来るのではないかと思います。
基準線のサポートを確認するように堅調となりました。RSIは下げ足りないのですが、底入れ感がも出て、ストキャスティックスは底値からの反発となり、底堅い堅調な展開となりそうです。
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