係員に誘導されてホームへ。まずは先頭車の10号車を見物に行く。手元の予定表によると、大宮到着後は係員の案内に従って速やかに出口に向かう段取りになっている。つまり大宮駅での列車撮影はできないから、仙台で写真を撮るしかない。こういう判断のためにも、渡された書類をきちんと読んでおこう。
E5系の長い鼻部分には、早くもたくさんの人だかり。これから乗る列車を撮る人、記念撮影をする人でにぎわっていた。10号車はグリーン車よりワンランク上のシート「グランクラス」だけど、窓にはスクリーンが下りており、室内を見ることはできなかった。こちらは報道陣のみ公開だった模様。
アナウンスに従って乗車する。ホームとの段差のないデッキに入ると、壁周りは木目調。外観のサイバーな雰囲気とは違って落ち着いている。コートを網棚に載せて5番C席に座る。おっ、広いな、とすぐに分かった。ここに来るときに乗ってきた「はやて」に比べると、腰周りにゆとりがあるし、前後方向も広い。C席だから通路側の空間があって、さらに広々と感じる。天井も高いようだ。
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