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» 2011年02月25日 08時00分 UPDATE

誠 Weekly Access Top10(2011年2月12日〜2月18日):記事をマンガで描いてみた

「誰でもマンガが描ける」というキャッチコピーのソフト「コミPo!」。コミPo!を使ったマンガを記事でうまく活用できないか、実験として、過去の記事をマンガにしてみた。

[堀内彰宏,Business Media 誠]

 先週のトップ10では「コミPo!」というソフトを使って、Business Media 誠の新サービスをマンガで紹介した。マンガを使うととっつきやすくなるのか、通常の告知記事以上に読まれたように思う(タイトルに「マンガ」と入れたこともあるかも)。

 親しみやすくなる一方、文字数を多く使えないので、詳しい解説が必要なテーマを扱うことは難しい。まあ、政治経済を描いたマンガも少なくないので、ここは作者の腕にかかってくるのかもしれない。

 また、コミPo!で使えるキャラクターがテンプレ的なものしかないので、思った通りの絵にはなりにくく、細かい部分で違和感が出てしまう。そのキャラクターがサブ的立場だと大丈夫なのだが、メインに据えるとどうしてもアラが目立つことになるのだ。そのため、背景に挿入する写真をメインにして、それをキャラクターがサブとして解説するという形だと一番生きるのではないかと思った。

 例えば、展示会やイベント、訪問レポートのような記事だと、写真がメインになることが多い。そこで、以前書いたレポート記事「日本一“高い”ジュースを買いに行く」をマンガ化してみたので、見ていただきたい。

ah_komipo1.jpg

 一部をマンガ化しただけなのだが、それなりに読めるのではないだろうか。特に感情は、マンガの方が生々しく表現できる。また、どんなWebサイトでも、マンガのようなコマ割りでは画像を配置しにくいので、コミPo!のキャラクターは使わずに、コマ割りだけを活用するというのも1つの手だ。

 コマを工夫すると次の画像のようなことも簡単にできる。

ah_komipo2.jpg

 ちなみにこれは2010年の文化庁メディア芸術祭で、功労賞を受賞した時の宮本茂氏の写真である(「“よくできたゲーム”と“面白いゲーム”の違いとは?――マリオの父、宮本茂氏の設計哲学」)。宮本氏が手掛けたゲームの画像を回りに置くことで、ひと目で実績が分かるようにしている。もちろん、Photoshopなどでも同様のことはできるのだが、コミPo!の方が直感的に操作しやすくて、安く手に入るはずである。

 コミPo!のキャッチコピーは「誰でもマンガが描ける」なのだが、この宮本氏の画像のようにマンガではなく1枚絵を作るだけでも十分活用できる。アスキーアートのキャラクターにセリフを語らせるブログ記事をしばしば見るのだが、コミPo!のキャラクターが語る1枚絵に切り替えるのも一計ではないだろうか。

萌え系のキャラクター以外も使いたい

 コミPo!の可能性についていろいろと試してみたが、欠点もある。

 筆者が最も大きな欠点だと思うのは、萌え系のキャラクターしか使えないこと。絵が描けない人が使うことを想定しているわけなので、マニア層が好む絵柄ではないキャラクターも使えるようにすべきだと思うのだ。キャラクターに何らかのクセがついていると、その絵はちょっと世間に出しにくいのである。

 筆者は萌え系の絵は好きなのだが、より多くの人に物事が伝えられるよう、前回、今回とマンガを作るに当たっては、できるだけ一般受けするようなキャラクター作りを心がけた。人以外に、犬や猫など動物のキャラクターも使えるようになれば理想的だろう。

 記事にマンガ絵を入れるのは、日経ビジネスオンラインでも小田嶋隆さんが試みているのだが、うまくアクセントになって面白いと思う。筆者もこれから、トップ10の記事だけでも試していこうかなと考えている。

ah_komipo3.jpg

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