本展では、スプツニ子!氏の数ある映像作品の中から「生理マシーン、タカシの場合。」や「グーグルのうた」などを含む5作品を上映している。
すでにスプツニ子!氏のファンで、彼女の新しい作品が見られると期待して来場する人々には、もしかすると、少々肩透かしの展示内容かもしれない。しかし、ここまでTwitter=他者に依存した個展を目論んだのには、彼女なりの理由があった。それは彼女自身がこれまでつくりあげてきた作品は、すべてソーシャルメディアを通じて出会った人々がいなければ成立しなかったということであり、その究極の形として実現したのが「まったくの他者である人たちに自らの個展のキュレーションを任せてみる」ということだったのだ。今年はニューヨーク近代美術館での作品展示も控えているスプツニ子!氏、さらなる展開が期待される。2月20日(日)まで。
EYE OF GYRE 東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE3F
開催中〜2月20日(日)
open.11:00〜20:00
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