スマートフォンよりもすごいヤツ、「LifeTouch NOTE」って何だ誠編集長ヨシオカのライフタッチ日記(2/4 ページ)

» 2011年02月16日 10時00分 公開
[吉岡綾乃,PR/Business Media 誠]
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LifeTouch NOTE日記、2日目

 スマートフォンにできることは全部できて、しかもSNSやTwitter、ブログの更新もキーボード&ATOKでラクラクという「LifeTouch NOTE」。2月15日に行われた発表会に私も参加しましたが、集まった記者さんたちも「モバイルギアの再来だ!」と興味津々なようでした(参照記事)

 でも、モバイルギアを知らない人、バリバリ使えるAndroid端末が欲しい、という人のほうが、むしろLifeTouch NOTEを楽しめるのかもしれない……LifeTouch NOTEを使って数週間、最近はそう思うようになったヨシオカです。それでは、LifeTouch NOTEを使って記事を書く、LifeTouch NOTE日記企画2日目、スタートします。

LifeTouch NOTE

「Androidっぽさ」 って何だろう

 突然ですが、iPhoneとAndroidの一番大きな違いって、何だと思いますか? iOSとAndroid OSの違い……と言った方がいいかもしれません。

 人によって答えは違うと思いますが、私が強く思うのは「個々のアプリをどう扱うかという思想」。iPhoneは最初、シングルタスクなOSでした。iOS 4から一応マルチタスクになったけれど、基本的には「ユーザーがしたいことができるアプリを一つ立ち上げて、使ったら終了する」という考え方で個々のアプリを扱っているOSなのだな、と感じます。

 それに対して、Android OSは「アプリを明確に終了させる」という概念がないOSです。ブラウザでWebを見たら、ホームボタンを押してホーム画面に戻り、Gmailを立ち上げる。Gmailを終了することなく、Twitterクライアントを起動し、カメラを立ち上げ……ユーザーがアプリを終了させることなく、複数のアプリがぬるぬると続いていく。これこそが「Androidっぽさ」ではないかな、と思うのです。明確に終了させないがために、各アプリがバックグラウンドでそれぞれ通信していて、気がついたらバッテリーの容量が残り少なくなってた、なんていう悲劇も起きがちなわけですが……。

 もう一つ例を挙げましょう。多くのAndroidアプリには「共有(share)」という機能が付いています。例えば「これ、写真に撮りたいな」と思ったら、何でもいいので手近なカメラアプリを起動する。写真を撮ったあとで「共有」ボタンを押して、撮った写真をどう使うのかを決めるのです。Gmailに添付するとか、Picasaに投稿するとか、Twitterに投稿するとか。

 「まずはやりたいことをする。その後で適切なアプリに渡す」Androidのこの感覚が、私は結構好きなんです。スマートフォンはアプリが豊富なので、熱心なユーザーほど似たような機能のアプリがぎっしり並ぶことになりがちです。例えばカメラアプリをたくさん入れてしまうと、写真を撮ろうというときに「どのアプリを起動しよう?」と悩むことになる。悩んでいるうちにシャッターチャンスを逃したら本末転倒。それよりはまず写真を撮ってしまって、そのあとでどのアプリに渡すか考える……というほうが自然なんじゃないかな、と思うんですよね。

まずは書く、というアプリ「ライフノート」

 LifeTouch NOTEには「ライフノート」というエディタアプリがプリインストールされています。これはまさに、私の思う「Androidっぽさ」を具現化したようなアプリ。「何か書いてからどうするか考える」というアプリなのです。

何かを思いついたら、まずはライフノートに文章を書き込んでおきます。オリジナルフォント「Font Avenue」を採用、背景色を変更できるなど、使いやすいエディタです(画面をクリックするとほかの色も表示します)

 ブログのネタ、仕事の課題、日記、何でもいいのですが、何か思いついたら、とりあえずライフノートを起動して文章を書き留めておく。その後でその文章の使い道を考えます。例えばmixiに日記を投稿する、ブログに書く、Gmailに送る、ということができます。

 LifeTouch NOTEは文字通り、液晶を開いたらすぐ使えます。ライフノートを立ち上げたままで液晶を閉じておき、何か書くことを思いついたら開いて即座に文章にして書き留める――LifeTouch NOTE+ライフノートだと、そんな使い方ができるのがいいな、と思うのです。

 ライフノートに書いたテキストは、写真を添付してブログやSNS、メールに送ることができます。試しに日記を書いてmixiに投稿してみたところ、あっけないほど簡単でした。

 まず、自分が使っているブログ/SNSサービスを登録します。ライフノートのメニューから[設定]→[ブログ/SNS]を選び、タッチすると投稿先が出てきます(mixi、Ameba、ウェブリブログ、FC2ブログ、gooブログ、SeeSaaブログ、JUGEM、so-netブログ、livedoor Blog)。ここではmixiを選び、mixiのログインメールアドレスとパスワードを入力します。準備はこれだけ。

 ライフノートに日記の文章を書いて、必要に応じて写真を添付します。写真の添付は、メニューキーを押して[記事]→[画像添付(Ctrl+T)でOK。投稿も同じく、メニューキーを押して[送信]→[ブログ(Ctrl+B)]→[送信先の選択]を選ぶだけ。複数のブログ/SNSを登録している場合はここで登録先を選べるので、たくさんブログを持っている人も大丈夫です。あとは[OK]を押せばもう日記が投稿されています。心配な人は「投稿を確認する」にチェックを入れておいても良いでしょう(投稿前の確認ではなく、公開された日記の確認ですが)。

ライフノートはテキスト編集だけでなく、画像付きで日記やブログを投稿できます。液晶の裏側にあるカメラを起動して写真を撮って(左)、送信先を選べば即投稿されます。ブログやSNSだけでなく、Evernoteやメールへの転送も同じ手順です(右)

デジカメで撮った写真も大丈夫

 なお日記やブログに載せる写真は、LifeTouch NOTEのカメラで撮影してもいいですが、デジカメのSDカードを差し込んでも、ちゃんと認識します。とりあえず、身の回りのデジカメ4種類で試したところ、どれも問題なく写真が読み出せました(ファイルサイズが大きいとちょっと時間がかかりますけど)。

 Androidには、メモリ内の画像を一覧する「ギャラリー」という機能があります。SDカードから読み出した画像は、ギャラリーの[メニュー]→[その他]から回転・トリミングが可能。ただ、大きなサイズで撮った写真をリサイズしたい、明るさなどを補正したい……といった場合はフォトレタッチアプリを使ったほうがいいと思います。

LifeTouch NOTEにはもともとSDカードが付いています。このSDカードスロットが、データのやりとりをするのに便利。デジカメで撮った写真も、SDカードを挿せば読み出せます

 ちなみに、私がLifeTouch NOTEに入れているレタッチソフトは、「PicSay」と「PHOTOSHOP EXPRESS」。いずれも無料で、LifeTouch NOTEの横長画面で使いやすいアプリです。

 PicSayは3種類のリサイズ機能や明るさ補正といった機能のほか、コメントを書き込んだり、クリップアートを足して派手にしたり……という携帯写真っぽい遊び方が手軽にできるアプリ、という印象です(メニューは英語)。一方、PHOTOSHOP EXPRESSはPhotoshopの機能の一部をAndroidで使える、正当派のレタッチアプリ。色調や明るさの補正、角度補正、ぼかし効果など必要十分な機能を備えています。レタッチした画像はそのままアップロードしたり、TwitterやFacebookへ投稿できるのも便利。機能が豊富で逆に迷うかもしれませんが、メニューが日本語化されているので使いやすいと思います。

PicSayのようなアプリでは、タッチペンを使った操作が便利。LifeTouch NOTEのタッチパネルは感圧式なので、指の腹で操作するよりも、つめやペンで強めにタッチしたほうが反応が良いです

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