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» 2011年02月15日 16時49分 UPDATE

清水洋介の「日々是相場」夕刊:中国CPIの発表も織り込み済みで反応はなく小動き (1/2)

[清水洋介,リテラ・クレア証券]

市況概況

日経平均 10746.67円 △21.13円
売買高 20億3112万株
売買代金 1兆5878億4400万円
値上がり銘柄 802銘柄
値下がり銘柄 685銘柄
騰落レシオ 120.10% △1.20%

日経平均

米国市場もまちまち、日銀金融政策決定会合の結果発表も、中国CPIの発表も織り込み済みで反応はなく小動き

 米国市場はまちまち、方向感のない展開となり、為替も海外市場でほとんど動きはなく、日本市場も堅調ながらも上値の重い展開となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)は買い越しと伝えられ、買い先行で始まったものの決定的な材料にも乏しく、方向感はなく、昨日の終値近辺で指数に動きはありませんでした。持高調整の売り買いが中心と見られ、買戻しを急ぐ動きも見られる一方で逆に手仕舞い売りも嵩むというような展開でした。

 昼休み時間帯に予想を下回る中国のCPI(消費者物価指数)が発表になりましたが、予想を下回るだろうと予想されていたこともあり(?)特に材料視することもなく、日銀の金融政策決定会合でも金融政策に変更はないものの景気判断を一歩進めると伝えられたのですが、これも特に材料視されることはありませんでした。中国関連銘柄や資源株などが買い直されて指数は一段高い水準でのもみ合いとなりましたが、方向感が出るということでもなく、上値の重い状況は変わりませんでした。

 小型銘柄は幕間つなぎ的に買われて値動きの良い銘柄も見られ、堅調となりました。ジャスダックTOP20は一時大幅高となるなど主力銘柄に手詰まり感が出ているなかで買われ、東証マザーズ指数も日経ジャスダック平均も堅調となりました。先物は新システム、昼休み撤廃の「本領発揮」とはいかず、中国CPIの発表などへの反応も鈍く、指数を方向付けるというよりは指数に追随するような動きとなりました。

 世界的な景気回復を株式市場で織り込んでいるのだと思いますが、まだまだ株式市場への不信感、不安感、もあるのだと思いますし、決算発表に反応したものの、手詰まり感、買い一巡感も出ているということなのだと思います。ここからは例えば「新興国=中国関連銘柄」や「電気自動車関連」、「資源高=インフレ関連」などと言ったものに、幕間つなぎ的な小型株などを含めた循環物色となって来るのではないかと思います。

テクニカル分析

日経平均

 高値で方向感のない展開となっています。「十字足」となって気迷い気分の強いパターンであり、目先的な過熱感もあって上値も重くなっています。RSIには上値余地もあるのですが、ストキャスティックスは高値圏にあり、上値の重さが確認されると調整となるのでしょう。明日の寄付きが高いとまだ高値を試す動きが続き、軟調となると転換線や基準線のサポートを試すような調整となるのだと思います。

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