コラム
» 2011年02月15日 08時00分 UPDATE

アノ映画ざっくりレビュー:また“やらかす”んだろ……と誰もが思った『あしたのジョー』実写化、意外と“やらかしてなかった”!?

2月11日公開の「あしたのジョー」。実写になってどこに驚いたかといえば、主演2人のボクサー体型。主演2人の肉体美にスーパースローのカメラワークがねっとりと絡み付いた試合シーンは女子的に眼福です。

[櫻井輪子,Business Media 誠]
ザックリレビュー

 『あしたのジョー』はざっくりいうと、エリートボクサーと天性の才能を秘めた野良ボクサーが少年院で宿命の出会いをし、眼帯つけた怪しいおっちゃんとボクシング修行に励んだり、階級を合わせるために激しいダイエットに挑んだり、クロスカウンター打ったり、封じたり、両手ぶらり打法を繰り出したりしながら、リングで約束の試合を果たす話。

ザックリレビュー

濃ゆいファンも多い伝説の名作漫画の実写化だけに、プレッシャーも大きかったであろうこの映画、賛否両論喧しいことになるのは必至だが、心配したわりにはいい出来。主演2人の肉体美にスーパースローのカメラワークがねっとりと絡み付いた試合シーンは女子的には眼福だし、「むき出しの魂が引かれ合う」という永遠不滅の少年漫画的テーマの原典だけに男子的にも燃えたぎる展開で、デート使用もオッケーな映画。見た目一番漫画みたいな香川丹下は、自身もボクシングをしているだけにトレーナーっぷりが堂に入っていてイイです。

あらすじ

昭和40年代の東京、元ボクサーの丹下段平は下町で喧嘩する矢吹丈に遭遇、その天性の才能を見抜く。素行不良で少年院に入れられた丈は、そこで将来を約束されたエリートボクサー力石徹に出会う。一度は拳で負け屈辱を味わった丈だが、院内試合で引き分け、力石は丈をライバルとして意識する。服役後、段平の下でボクサーとしてデビューした丈はみるみる頭角を表す。世界タイトル目前まで上り詰めた力石はタイトル戦の前に、階級を落としてでも丈との試合を望み、決着をつけたい2人は因縁のリングに上がるのだった。

櫻井輪子(さくらい・わこ)

映画好きが高じて、コラムを書いたりもするイラストレーター。『WOWOWマガジン』『問題小説』『てぃんくる』などでイラストコラムを執筆。『Tokai Walker』の金子裕子さんのコラム「セレブ診療所」にコマ漫画を付けている。過去には『DVD&ビデオでーた』でビデオレビューのイラストコラム、『DVDでーた』で記者会見をレポするコラム『現場から櫻井輪子でした』を連載。

著書に『「へのへのもへじ」から始める 世界一カンタン! イラスト練習帳』がある。公式サイト「SakuraiWako'sめカラうりぼう」。


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