試乗レポート:MINIクロスオーバー(1/5 ページ)

» 2011年02月10日 08時00分 公開
[日岐まほろ,エキサイトイズム]
エキサイトイズム

エキサイトイズムとは?

「高い美意識と審美眼を持ち、本物を知った30代男性」に向けたライフスタイルのクオリティアップを提案する、インターネットメディアです。アート、デザイン、インテリアといった知的男性の好奇心、美意識に訴えるテーマを中心に情報発信しています。2002年11月スタート。

※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。


 おなじみのハッチバック、オープンエアを楽しめるコンバーチブル、そしてシューティングブレークテイストのクラブマンと、そのバリエーションの輪を広げ続けるMINI。2010年は環境性能を向上させた高効率新エンジンの導入や内外装のリデザインなどによってその魅力をさらに高め、販売台数においても2009年を上回る1万1338台を記録。そんなMINIのラインアップに新たな顔ぶれが加わった。1月13日に発表された「MINI Crossover(クロスオーバー)」だ。

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 MINIクロスオーバーは、MINI史上初となる4ドアスタイリングや同じく初となる4輪駆動システムの採用などを特徴とするMINIのSUVバージョン。ボディサイズは4105×1790×1550ミリ(全長×全幅×全高)と、MINIファミリーの中では最も大きい。そのスタイルも愛嬌に溢れるハッチバックモデルとは少し異なり、オーバーハング気味にセットされた逆台形型のフロントグリルや鋭い視線のヘッドライトデザイン、大胆に張り出したフェンダーアーチなどによって、その体躯にふさわしい迫力が与えられている。

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 ラインアップは、搭載エンジンとトランスミッション、駆動方式の違いによる4グレード。直列4気筒自然吸気ユニット搭載モデルが「ONE」(90馬力)、「COOPER」(122馬力)。そして直噴タイプの直列4気筒ターボユニットを搭載する「COOPER S」(184馬力)、そのCOOPER Sをベースとした4輪駆動モデル「COOPER S ALL 4」だ。全てのモデルで6速ATと6速MTを選択可能で、MTモデルは全車エコカー減税(減税率75%)対象車となっている。COOPER SのみATモデルも同減税(減税率50%)対象車だ。今回試乗を行なったのは、ミドルレンジに位置するCOOPERのATモデル(312万円)。

エキサイトイズム COOPER S ALL 4
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