エジプト情勢の落ち着きを好感、M&Aに関する話題も豊富で堅調清水洋介の「日々是相場」朝刊(2/2 ページ)

» 2011年02月08日 08時54分 公開
[清水洋介,リテラ・クレア証券]
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テクニカルポイント

 10600円台半ばが節目となっており、この水準よりも高く始まると下値目処、安く始まると上値目処となるのでしょう。上値は10600円台半ばを抜けると10700円前後から10700円台前半と見られ、下値は10600円前後、あるいは10500円台半ばの水準が目処となりそうです。

本日の注目点

◇10年と12月の国際収支(財務省、8:50)

◇1月の対外・対内証券売買契約(財務省、8:50)

◇1月の貸出・資金吸収動向(日銀、8:50)

◇1月のマネーストック(日銀、8:50)

◇3カ月物国庫短期証券〔171回債〕入札(10:20)

◇40年物国債〔2月債〕入札(10:30)

◇1月の企業倒産(民間調査会社、13:30)

◇1月の景気ウオッチャー調査(内閣府、14:00)

◇10年と12月の携帯電話・PHS国内出荷実績(電子情報技術産業協会、14:00)

◇12月期決算:アサヒ(2502)

◇4〜12月期決算:大成建(1801)、大林組(1802)、鹿島(1812)、三菱マ(5711)、古河電(5801)、千代建(6366)、ダイキン(6367)、いすゞ(7202)、トヨタ(7203)、住友不(8830)

◇ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演、ロックハート・アトランタ連銀総裁講演、フィッシャー・ダラス連銀総裁講演

◇米3年物国債入札

◇海外10−12月期決算:ウォルト・ディズニー、UBS

外国人売買動向(外資系10社ベース)

売り  1570万株

買い  1660万株

(金額ベースも買い越し)

清水洋介氏のプロフィール

慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤


※掲載されている内容は、コメント作成時における筆者の見解・予測であり、有価証券の価格の上昇または下落について断定的判断を提供するものではありません。


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