年齢を重ねるごとに新陳代謝が低下し、「最近、太ってきたなあ」と感じている人もいるだろう。若いころの体重や体型を維持するために、どんなダイエットをしている人が多いのだろうか。
サッポロ飲料の調査によると、20〜49歳のダイエット経験者に「今までにダイエットしようと思ったきっかけ」を尋ねたところ、最も多かったのは「洋服が入らなくなった」で50.3%。以下、「現在の自分の写真を見て」が40.7%、「服を素敵に着こなしたいから」が33.3%、「自分磨きの一環」が32.5%、「『太っている』と言われた」が29.9%で続いた。
ファッション関連の項目が上位にランクインしており、サッポロ飲料では「『何らかのイベントのため』『健康のため』というより、“自分の見栄え”が何よりも大きなモチベーションとなっているようだ」とコメントしている。
具体的にどのようなダイエット方法を選んでいるのだろうか。「今までに実践経験のあるダイエット」を聞くと、トップは「食べるものに気を付ける」で80.5%。以下、「間食の量や回数を減らす」(63.7%)、「ウオーキング/ジョギング」が54.0%、「食事の量や回数を減らす」が49.6%、「ストレッチ/筋力トレーニング」が39.9%で続いた。「半身浴」(16.6%)や「レコーディングダイエット」(10.3%)など近年話題となったダイエット方法を試している人がいる一方、昔ながらの「断食」(8.6%)に挑戦している人もいるようだ。
ちなみにダイエット方法を選ぶ際には、「お金がかからないこと」(69.8%)や「準備するものが少なくて済むこと」(45.1%)、「楽しみながらできること」(44.1%)などが重視されていた。
ダイエット成功者に成功要因を尋ねると、「食事制限ができた」が64.0%と、「運動」の54.1%を10ポイントほど上回った。3位には「間食の制限ができた」が入っており、運動よりも食べ物を制限してダイエットを成功させた人が多いようだ。また、「マイペースに継続できた」「意志の強さ」などはそれらの項目より下の順位となっており、「精神的なことより、現実的なことの方が要因となっているようだ」(サッポロ飲料)。
インターネットによる調査で、対象は20〜49歳のダイエット経験がある男女1030人(男性412人、女性618人)。調査日は2010年12月18日。
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