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» 2011年02月07日 16時04分 UPDATE

清水洋介の「日々是相場」夕刊:中国利上げ懸念などもあり利食い売りで上値も重い (1/2)

[清水洋介,リテラ・クレア証券]

日経平均

週末の米国株高を受けて買い先行だが中国利上げ懸念などもあり利食い売りで上値も重い

 先週末の米国市場が堅調となったことや為替も落ち着いていることなどから買い先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系9社ベース)が買い越しと伝えられたこともあり、寄り付きの買いが一巡となった後も堅調な地合いが続きました。好決算発表で好材料出尽くし感となってしまうものなどもあり、利益確定売りに押され上値も限定的となりましたが、売り急ぐ動きはなく、為替も落ち着いていることから、値持ちの良い堅調な展開となりました。

 後場に入ると上値の重さを嫌気して利益確定売り、手仕舞い売りを急ぐような場面も見られました。それでも節目と見られる10500円〜600円水準で底堅さを示すように10500円台に上げ幅を縮小する場面では買戻しや押し目買い、好決算を発表しながらも売られてしまったような銘柄を買い直す動きもあり、底堅い展開となりました。先週末にインドネシアで利上げがあったように、春節(旧正月)で休日となっている中国での利上げ懸念も根強く、最後まで買い切れないと言うことなのだと思います。

 小型銘柄も堅調なものが多かったのですが、やはり主力銘柄と同様に上値も限定的となりました。好決算を発表した銘柄は買われるのですが、長続きせず、早め早めに利益確定売りが出ているようです。それでも、東証マザーズ指数は大幅高となり、日経ジャスダック平均もジャスダックTOP20も堅調となりました。先物はまとまった売り買いはほとんど見られず、散発的にまとまった売り買いが出ても追随するようなこともなく、指数を大きく動かすこともありませんでした。

 好決算を発表するものが引き続き多いのですが好決算に素直に反応する動きも限定的、しっかりと反応しても利益確定売りをこなしながらと言うことで、上昇相場も長続きしないものが多くなっています。結局は買い直されることになるのでしょうが、敏感に反応して見るものの、すぐに反対売買が出てしまうようです。先行きに対する懸念と言うよりはいつ何が起こるかわからないから利益が出ているうちに売っておこう、ということなのだと思います。それでも、決算発表が一巡となった後から、中国の利上げなどが見られると出尽くし感でもう一度売られ過ぎた好決算銘柄などを買い直す動きとなって来るのだと思います。

テクニカル分析

日経平均

 上値を試す動きとなりましたが、陰線となり、改めて10500円〜600円水準での上値の重さを確認することになりました。RSIは上昇が続き上値余地も大きいのですがストキャスティックスは高値圏にあり、まだ10500円〜600円水準での底堅さを試すような展開が続くのだと思います。

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