1940年東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。文化的側面からクルマを斬る自動車評論家。輸入車がレアだった45年以上前に、「旅行に行くから」と言って借りた、父のノーマルのベンツでラリーに出場し、優勝したという、やんちゃな過去も。
※この記事は、LUXURY TVより転載しています。
トヨタFJクルーザーが発売されたのは2006年。北米でのことです。ロサンゼルスなどでは発売直後からよく見かけましたが、カッコよさも目立ち度も、満点でした。
「こんなカッコいいクルマ、どうして日本で売らないのだろう……」見るたびにそう思いました。
スリーサイズは4635×1905×1840ミリ(全長×全幅×全高)ですから、確かに日本では大きいかもしれません。重量も2.2トンを超えるヘビー級ですし、最小回転半径も6.2メートルです。
でも、カッコいいという何よりの魅力を持っているのですから、買う人はそんなことは気にしないでしょう。まあ、環境に優しいクルマとはいえませんが、こんなクルマもあっていいと思います。
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