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» 2011年02月04日 19時59分 UPDATE

「原色美人キャスター大図鑑」も電子書籍に:文藝春秋が硬軟織り交ぜて電子書籍に積極的だ

「文藝春秋」といえば、1923年創刊の総合雑誌。ジャーナリズム精神を持った固くて保守的なメディアというイメージがある。ところが、iPadやiPhone向けの電子出版には積極的だ。

[岡田大助,Business Media 誠]

 文藝春秋といえば、同名の総合雑誌『文藝春秋』(1923年創刊)に代表されるように、ジャーナリズム精神を持った固くて保守的な会社というイメージがある。ところが、美人キャスターのグラビアを電子書籍化するなど、iPadやiPhone向けの電子出版に積極的なのだ。

国内販売と同時に電子版の海外配信を開始

文藝春秋 (出典:文藝春秋)

 日本国外に約113万人存在するといわれる海外在留邦人。文藝春秋では彼らを対象に、月刊「文藝春秋」3月号(2月10日発売)から電子版の海外配信を開始する。それも、国内の発売日と同日に、内容も紙版もほとんど同一のものを配信するという。

 例えば、3月号は第114回芥川賞受賞作を掲載しており、朝吹真理子『きことわ』、西村賢太『苦役列車』がPC、iPhone、iPadで読める。販売は、MAGASTOREzinio、AppStoreから行い、価格は約1000円(価格は購入者が居住する各国の為替レートにより変動する。日本国内からは購入できない)。

 海外に居住経験がある読者ならご存じかと思うが、日本の書籍や雑誌を発売日に入手することは難しい。日本語の書籍を取り扱う書店が出店している主要都市ならともかく、これまではインターネット書店で購入するか、国内に住む知人に頼んで送ってもらう必要があった。電子書籍ならではのメリットを生かしたケースとして注目だ。

「原色美人キャスター大図鑑」も電子書籍化

 電子書籍へのチャレンジは、硬派なコンテンツだけではない。週刊文春のグラビアページを15年近く飾ってきた「原色美女図鑑」から女性キャスターを取り上げたiPad、iPhone向けアプリ「原色美人キャスター大図鑑 cent.FORCE Perfect File」も1月20日にリリースされている。価格は1000円で、こちらは国内からも購入可能だ。

 同名のムックが2010年2月に発売されているが、電子書籍版は「進化を遂げた写真集」というだけあって、100枚超の写真、インタビュー、ムービー、連続写真などデジタルだからできるコンテンツに生まれ変わっている。

文藝春秋文藝春秋 (出典:文藝春秋、画像をクリックすると拡大します)

 収録したキャスターは、小林麻央、小林麻耶、皆藤愛子、杉崎美香、中田有紀、大石恵、高樹千佳子、吉田恵、長野美郷、松本あゆ美、潮田玲子、美馬怜子、高見侑里ほか。

「このアプリは今までの写真集と違って、動画や連続写真など、いろいろな新しい工夫があります。みなさん画面を見て触って読んで、楽しんでください」(皆藤愛子)

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