インタビュー
» 2011年01月25日 08時00分 UPDATE

カシオの腕時計デザイナーが語る、オシアナス「OCW-T1000」の魅力 (1/4)

カシオ計算機のフルメタルクロノグラフ電波ソーラーウオッチ「オシアナス」の新作として「OCW-T1000」が登場。その魅力とこだわりを時計デザイナーに聞いてみた。

[永山昌克,Business Media 誠]

 カシオ計算機のOCEANUS(オシアナス)「OCW-T1000」は、同社では初となる電子式リューズスイッチを搭載したフルメタルクロノグラフ電波ソーラーウオッチだ。押す、引く、回すというシンプルなリューズ操作でワールドタイム都市変更やアラームセットなどができるモデルとして、時計ファンを中心に熱い注目を集めている。

 そんなT1000のデザインの狙いは何か。デザインを担当した、カシオ計算機 デザインセンター 時計デザイン部 第五デザイン室 リーダーの藤原陽氏に話を聞いた。

OCW-T1000 OCW-T1000(左)とOCW-S1400(右)

――「オシアナス」というブランド全体のコンセプトと、デザインのコンセプトを教えてください

OCW-T1000 藤原陽氏

藤原 オシアナスは、カタログでは「エレガンス&テクノロジー」というキャッチコピーを掲げています。ブランドのコンセプトは、カシオ独創のテクノロジーを持ったスーツフィットスタイルのエレガントスポーツウオッチになります。その中でデザインのコンセプトはいくつかあります。

 1つ目は、「薄型」のデザインであること。独自の薄型化技術をベースにして、スリムスタイルに徹底的にこだわっています。2つ目は「ユーザビリティ」です。操作性と視認性、装着したときのフィット感を追求しています。3つ目は「機能感」です。機能美と精緻感を追求した必然性のあるデザインであることを重視しています。4つめは「上質感」。シンプルなデザインでありながら、面形状と表面処理といった細部にまでこだわってデザインしています。

 ブランドカラーはブルーです。オシアナスというのはそもそも海の神さまなので、紺碧の海をイメージさせるオシアナスブルーをポイントカラーに使っています。

 仕様面では、10気圧以上の防水機能を備えます。ケースには表面の硬度を上げる処理を行ったチタン材を、ガラスには無反射コーティングを施したサファイヤガラスをそれぞれ使用。文字盤と針には、ブルーに発光する長寿命の蓄光塗料を使っています。さらに、マルチバンド6やタフソーターなど「タフムーブメント」に対応する、という条件になります。

――オシアナスのターゲットユーザーはどのあたりの層でしょうか?

藤原 30〜40代前後を中心に、さらに上の世代の方も含めています。ただ、意外にも若い世代にも好評を得ているようです。

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