僕はほぼ事前学習をすることなくフィリピン留学に入ったのですが、やはり中学レベルの英文法は日本滞在中に学ぶべきでした。社会人などでは忙しいかもしれませんが、そこだけは身に付けた上で挑みたいものです。
もちろん中には、基本的な英単語さえもサッパリ分からずにやってきた強者も留学仲間にいましたが、効率を考えると「?」です。
フィリピン留学と同様に、オンライン英会話サービスもはやってきています。どのサービスでも50分300円程度の相場でマンツーマン英会話ができるという、これまでにない価格破壊的なサービスです。安さの秘けつはフィリピン人英語講師とSkypeで英会話レッスンを受けるという部分からきています。
ただし、1日50分ではもの足りない人もいるので、僕は時間がある人には留学をオススメします。短期集中で一気に英語を身に付けましょう。
留学前に英語に慣れたい、フィリピンのことが知りたいという人は活用した方がいいでしょう。オンライン英会話の先生と仲良くなって、フィリピンで会って一緒に遊ぶこともできるかもしれません。
韓国人留学生に多いのが、3〜6カ月間フィリピン留学をしてベースを身に付け、その後にカナダ、米国、オーストラリアなどの英語ネイティブ国に留学をするパターンです。これはコストパフォーマンス的にも優れた方法で、韓国では当たり前の方式となっているようです。
費用を極力抑えたい人は、LCC(格安航空会社)のセブパシフィック航空を利用しましょう。現在は関西空港からしか飛行機は出ていませんが、時期によっては往復3万円以下でおさえることも可能です。節約したい人は関西空港まで高速バスを利用するという手も忘れずに。
フィリピンで英語留学をするにはいくつか有名な都市があります。マニラ、セブ、バギオ、クラークなどです。
僕はバギオという土地を選びました。理由としてはバギオは標高1500メートルの高地にあり、フィリピンなのに涼しいというのがポイントです。しかし、時期によっては雨季真っただ中で、毎日スコールが降り、湿度が高く、快適ではないので御注意を。
また、バギオは遊ぶ場所がほぼないため、勉強に集中するには良い環境ですが、本当に遊び場が少ないため、週末などは手持ちぶさたになります。首都のマニラからバスで6時間もかかるのもネックです。
逆にマニラやセブなどの場合、いろいろと遊ぶ誘惑が多く、勉強に集中できないと聞きます。どちらを選ぶかは自分で決めましょう。
セブ、ボラカイ、パラワンなど、島国であるフィリピンには世界有数のビーチリゾートがあります。週末などを利用して、勉強の合間にショートツアーを組むのもいいでしょう。その際は、セブパシフィックかゼストエアーという国内LCCを利用すると安く移動できます。
まだまだ日本人にはなじみがないフィリピン留学ですが、英語がますます必要となってくる日本人にとって今後数年でグッと身近になることは間違いないでしょう。
学生のみなさん、時間を作って留学を検討してみてはいかがでしょうか? 社会人のみなさん、長期休暇をフィリピン短期留学に使って、平日は英語、週末はビーチというのはいかがでしょうか? 転職予定の方は次の会社に入社する前に数カ月間、英語を学ぶのはいかがでしょうか?
企業の英語研修でもフィリピンを選択する企業が増えてきているようです。これから英語教育に注力していく企業の経営陣、人事の方々もぜひ、フィリピン語学留学にご注目を!
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