クリスマスにほしい! ライカ最新3機種(1/9 ページ)

» 2010年12月24日 15時47分 公開
[加藤孝司,エキサイトイズム]
エキサイトイズム

エキサイトイズムとは?

「高い美意識と審美眼を持ち、本物を知った30代男性」に向けたライフスタイルのクオリティアップを提案する、インターネットメディアです。アート、デザイン、インテリアといった知的男性の好奇心、美意識に訴えるテーマを中心に情報発信しています。2002年11月スタート。

※この記事は、エキサイトイズムより転載しています。


 2年に一度ドイツ・ケルンで行われる写真関連では世界最大のイベント「フォトキナ」。フォトキナ開催に照準を合わせて新作写真機器を開発するメーカーも多く、企業はもちろん写真ファンにとっても2年に一度のこのイベントは多くの注目を集めている。今年行われた「フォトキナ2010」でも、世界的な不景気にも関わらず、世界中の関係企業から新作や注目製品が数多く発表された。

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 国内やアジア諸国での人気も高いライカカメラも、世界中の写真関係者の注目を集めるフォトキナに出展する企業の1つだ。今回はフォトキナ2010で発表されたライカの新機種、“Made in Germany”の高性能デジタルカメラ「ライカX1ブラック」、大口径ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「ライカD-LUX5」、コンパクトデジタルカメラ「ライカV-LUX2」の3機種についてのレポートをお送りする。

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 ライカのコンパクトデジタルカメラのなかでも最も人気のD-LUXシリーズから今回発表されたのは「ライカD-LUX5」。D-LUXシリーズはこれまでも、ライカD-LUX2、D-LUX3、D-LUX4と販売されており、今回でD-LUXシリーズとして4代目にあたる。

 最大の特徴は、レンズに開放値f2と明るい24〜90ミリのズームレンズ、DCバリオ・ズミクロンレンズを搭載していること。従来機ライカD-LUX4のレンズよりも広い24〜90ミリ相当(35ミリ判換算)の焦点距離をカバー、あらゆるシチュエーションでの撮影に最適なレンズとなっている。

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 また、写真の画質を決めるデジタルカメラにとっての心臓ともいえるセンサーには、通常のコンパクトデジタルカメラよりひと回り大きな新開発の1/1.63型CCDセンサーを搭載しながら、有効画素数は1010万画素に抑えた。ライカD-LUX5に搭載されたCCDセンサーの場合、画質を決めるのは画素数ではなく、画素サイズ。これが何を意味するかといえば、大きなセンサーで画素数を抑えることで、1つひとつのピクセルが大きく力強い画を得ることができるという。

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